【ソフトバンク】村上隆行コーチが2人の主軸を絶賛 柳田悠岐は「天才」、近藤健介は「変態(笑い)」

17日の第2戦で1回2死一塁、勝ち越し右越え2ラン本塁打を放つ近藤健介(投手・加藤貴之、捕手・田宮裕涼)

◆2024 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファイナルステージ第3戦 ソフトバンクー日本ハム(18日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンク・村上隆行打撃コーチが18日、CS最終S第3戦の試合前に取材対応を行った。ここまで、自身が指導を預かる攻撃陣は2戦連続で11安打と好調をマーク。対戦成績3勝0敗(アドバンテージ1勝含む)で迎えたこの日は、「自分のタイミングで打てば、なんとか攻略できる」と、日本ハム先発・山崎を打ち崩しての日本シリーズ進出に意欲を示した。

 カギを握る2人の左打者について言及。16日第1戦で無安打に終わった柳田には、17日第2戦の試合前に助言を求められたことを明かした。「『調教してくれ』ってギーに言われたので、『ポイントをちょっと前にしようか』ってことだけ(伝えた)」と、ティー打撃で指導。2回2死一塁、右前へのCS初安打を“アシスト”した同コーチは「1本出れば、自分で色々(良い方向に)変えちゃう。ある意味、天才なんで、何も言うことはない」と、安心した様子を見せた。

 また、近藤は右足首捻挫からの復帰2戦目となった17日、初回2死一塁で右越えに決勝2ラン。ポストシーズンに間に合わせたパ唯一の3割打者には「やっぱり責任感じゃないですかね。こういうところで(戦列に)戻ってくるのは」と絶賛の言葉を並べた。その上で、「前に(守備で)右手首を痛めた時も打ちましたし、そういう、変態じゃないか(笑い)」とジョークも。大一番の前でも、報道陣の笑いを誘う余裕を見せた。

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