【巨人】菅野智之が勝ち越しソロを浴びるも杉内俊哉投手チーフコーチ「よく投げてくれた」「あれは責められない」

7回表を終え、ベンチで杉内俊哉投手チーフコーチ(左)と話をする菅野智之(カメラ・相川 和寛)

◆2024 JERAクライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第2戦 巨人1―2DeNA(17日・東京ドーム)

 巨人の菅野智之投手が先発し、7回6安打2失点の力投も黒星を喫した。

 菅野は4回まで1安打投球。5回は1死三塁から森敬に先制の中前適時打を許したが、最少失点でしのいだ。1―1の7回は先頭・オースティンに右中間席へ勝ち越しソロを献上。これが決勝点となり、「あそこは悔しい1球になりました」と振り返った。

 試合後、杉内俊哉投手コーチは「いや~、智(智之)が1番悔しいでしょう。同点になったあとの先頭バッターの1発だからね。でもそれが野球なんでね。よく投げてくれました。あれは責められないです」と菅野をたたえた。

 これでCS最終ステージはアドバンテージを含む1勝2敗。第6戦目までもつれた場合、第1戦で先発した戸郷が中4日で準備をするが、菅野も「最終戦も最後までもつれたら、僕も投げる準備をしていくんで。最後までしっかり準備して。気持ちだけ切らさないようにやっていきます」と中3日での登板に意欲を示した。杉内コーチもその言葉に「やる気だね。準備させましょう!」と語った。

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