【巨人】パリパラ競泳銅メダルの辻内彩野が背番号10で始球式「阿部監督はずっと好き」

セレモニアルピッチを務めた辻内彩野

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第2戦 巨人―DeNA(17日・東京ドーム)

 今夏のパリパラリンピックの競泳女子100メートル自由形で銅メダルを獲得した辻内彩野(28)が、試合前に始球式を行った。

 この日の午前中に髪の色をオレンジに染めたという筋金入りのG党。阿部慎之助監督の現役時代の背番号10をつけてマウンドに上がると、勢いよく投げたボールは、ワンバウンドでキャッチャーミットに収まった。「入場前はすごいドキドキしていました。何とかキャッチできる所まで届いたので安心しています」と振り返った。

 2021年に行われた東京パラリンピックの際には、阿部監督から応援メッセージをもらい、勇気づけられた。「東京パラの時に阿部監督からメッセージを頂いたのがすごく力になって、日本記録を当時更新できたり。その時の映像を今も残していて、パリの前に見たりしていたので。結果出せたことのお礼をしっかり伝えることができて、とてもうれしかったです。ずっと阿部監督は好きです」と感謝した。

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