【巨人】ヘルナンデスが走者一掃の3点二塁打 2か月ぶり実戦で即快音…フェニックスLハンファ戦

4回1死満塁で左翼線を破る走者一掃の適時二塁打を放ったヘルナンデスは、笑顔で桑田2軍監督とグータッチ(撮影・小島 和之)

 ◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人―ハンファ(17日・都城)

 巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手が、2か月ぶりの復帰戦で快音を響かせた。ハンファ戦に「3番・中堅」で先発出場。1、2打席目はともに内野ゴロに倒れたが、4回1死満塁の第3打席では1ボールから相手の3番手右腕の変化球を捉えた。左翼線を鋭く破る当たりは走者一掃の3点適時二塁打となり、二塁ベース上で両手を掲げてベンチの声援に応えた。守備では2度の守備機会を難なくこなした。

 ヘルナンデスは8月11日の中日戦(バンテリンD)で左橈骨遠位端(とうこつえんいたん)を骨折。過去の症例では全治3か月前後も驚異的なペースで回復し、13日に屋外でのフリー打撃を再開した。この日から同リーグに合流し、「1人でも多くの投手と対戦してベストパフォーマンスに戻す。日本シリーズのために準備します」と意気込みを語っていた。

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