大谷翔平の前に走者を! PS走者なし16打数無安も走者あり打率7割5分、得点圏8割「たまたま」

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ドジャース―メッツ(13日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、リーグ優勝決定シリーズ(4戦先勝)第1戦の本拠地・メッツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、4打数2安打1打点の活躍で、チームの9―0という快勝に大きく貢献した。投手陣は33イニング連続無失点で、ポストシーズン史上最長記録に並んだ。

 大谷は2点をリードした2回1死二塁の2打席目に先発右腕・千賀から右前適時打。4回1死一塁の3打席目には、左腕・ピーターソンから右翼フェンス直撃の安打。一塁走者は生還して、大谷も二塁まで到達したが、右翼手の失策が記録されて打点はつかず、シングル安打となった。

 大谷はポストシーズンに入ってからここまで24打数6安打の打率2割5分で1本塁打、5打点。走者がない場面では16打数無安打と苦しんでいるが、走者を置くと8打数6安打の打率7割5厘で、得点圏では5打数4安打の打率8割と、勝負強さを見せている。

 勝負強さの秘密を問われた大谷は「わからないですね。たまたまじゃないかなと思う。チームとして得点圏に多くチャンスメークしてくれているという所が、自分自身がより集中できている要因かなと思います」と説明していた。

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