ドジャース大勝で第1戦制すも残る不安 故障者続出、正二塁手も途中交代…ブルペンに左腕は1人だけ

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ドジャース9―0メッツ(13日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、リーグ優勝決定シリーズ(4戦先勝)第1戦の本拠地・メッツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、4打数2安打1打点の活躍で、チームの9―0という快勝に大きく貢献した。投手陣は33イニング連続無失点で、ポストシーズン史上最長記録に並んだ。

 だが、ドジャースには心配要素も少なくない。試合前にはレギュラーシーズンでチーム最多67試合に登板して防御率1・76と抜群の安定感を見せたベシアが地区シリーズ第5戦で脇腹を痛めロスターを外れ、内転筋を痛めていた正遊撃手のロハスも登録メンバーを外れた。先発はポストシーズン前からグラスノー、ストーン、カーショーらが不在。厳しい戦いを余儀なくされている。

 さらにこの日も正二塁手のラックスが、7回の守備から股関節の張りを訴えて途中交代。ロバーツ監督は、得点差もあったことによる大事を取っての交代だったことを強調し「彼は大丈夫だと思う。彼は(第2戦以降)出場することが可能だと思う」とした。

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