掛布雅之氏、「サンモニ」でCS初戦落とした阪神・佐藤輝明に「大きな喝」…「簡単にセカンドゴロ…ゲームの流れを切った」

4回無死、二ゴロに倒れた佐藤輝明

 元阪神の掛布雅之氏が13日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)にスタジオ生出演した。

 番組では、12日に「2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファーストステージ」第1戦が行われ、2位の阪神が1―3で3位のDeNAに敗れたことを報じた。

 スタジオで掛布氏は、阪神が敗れたポイントを「大きなゲームの流れのポイントは4回」と指摘した。この回の表にDeNAの先発した東克樹投手が先頭打者として左前へ運ぶも、一塁への走塁中に左太もも裏の違和感で三塁ベンチへ下がった。治療後、小走りで一塁に戻り続投した4回を先頭の佐藤輝明を初球のスライダーで二ゴロに抑えるなど3者凡退で切り抜けた。

 掛布氏はこの回を振り返った上で「ゲームの流れが変わるとすれば4回の裏なんです。その先頭バッターの佐藤が東君の足の状態がこういう状態であれば仕掛けを遅くしなきゃいけないわけなんです。ゲームの流れを考えれば。それを簡単にセカンドゴロで終わるということでゲームの流れを切ってしまった」と解説した。

 続けて4回の阪神の攻撃が7球で終わったことを指摘し「4回裏は東投手がすごくしんどい時なんです」とし「7球という形でゲームの流れを変えられなかった佐藤の初球打ちに大きな喝です」と断じた。一方で「今日頑張ってもらいたい。期待を込めて喝です」と佐藤を激励していた。

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