リーグ優勝決定シリーズの見どころ【ドジャースVSメッツ】過去のPS対決はメッツの2勝1敗 大谷、リンドアの1番打者がカギ握る
今季は4勝2敗でドジャースが勝ち越し。ただ、4、5月のグラスノー、ストーンが元気だった時期。逆転逆転で勝ち上がったメッツに勢いの点では分がありそうだ。過去のポストシーズン(PS)での対決は、1988年の優勝決定シリーズではドジャースがハーシュハイザーの4登板で完封含む1勝1セーブの獅子奮迅の活躍で競り勝ったが、地区シリーズでの対戦では2006年が3勝0敗、2015年が3勝2敗でメッツが勝っている。
パドレス戦に2試合連続完封したもののドジャースのチーム防御率は4・30(メッツは3・06)。先発に関してはマナイア、キンタナ、セベリーノがいるメッツが上だが、救援陣は2・22(メッツは4・01)のドジャースが上で、ブルペンデーを含めて継投勝負なら勝機を見いだせそうだ。
1試合平均得点は5・4点対4・8でメッツが上。打線はともに上位打線が当たっており、4番打者はメッツのアロンソがPSの3本塁打全て右方向に放って、ドジャースのT・ヘルナンデスも2発7打点と好調だ。
一時はMVPレースを争っていた大谷翔平とリンドアはともに同カードのレギュラーシーズンは2本ずつ、PSも1本ずつの本塁打でほぼ五分の内容。PSではリンドアが7試合で13出塁しているに対し、大谷は6出塁だったのが苦戦の原因だった。それだけに切り込み隊長二人のバットから目が放せない。
ドジャース・メッツの過去のPS対戦成績
▼1988年=リーグ優勝決定シリーズ
〈1〉メッツ3―1
〈2〉ドジャース6―3
〈3〉メッツ8―4
〈4〉ドジャース5―4
〈5〉ドジャース7―4
〈6〉メッツ5―1
〈7〉ドジャース6―0
▼2006年=地区シリーズ
〈1〉メッツ6―5
〈2〉メッツ4―1
〈3〉メッツ9―5
▼2015年=地区シリーズ
〈1〉メッツ3―1
〈2〉ドジャース5―2
〈3〉メッツ13―7
〈4〉ドジャース3―1
〈5〉メッツ3―2
10/13 07:00
スポーツ報知