大谷翔平、大一番の前にも投手リハビリ継続 ルーチンのキャッチボール 松井裕樹と談笑する場面も

キャッチボールをするドジャース・大谷翔平投手(カメラ・安藤 宏太)

◆米大リーグ・地区シリーズ第5戦 ドジャース―パドレス(11日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、2勝2敗で迎えた地区シリーズ第5戦の本拠地・パドレス戦に「1番・DH」で先発出場する。勝利したチームがメッツとのリーグ優勝決定シリーズ進出。勝てば天国、負ければ地獄の大一番となる。先発はドジャース山本由伸投手(26)、パドレスがダルビッシュ有投手(38)。ポストシーズン(PS)史上初の日本人先発投手対決が実現する。

 試合前に大谷はキャッチボールを実施。PS中も昨年9月の右肘手術から投手としてのリハビリは継続して行っており、運命の最終戦を前にしてもルーチンを貫いた。練習中には昨年3月のWBCでチームメートだったパドレス松井裕樹投手(28)と談笑する場面も見られた。

 大谷はダルビッシュの前に第2戦では3打数無安打と沈黙。レギュラーシーズンでも2試合で計5打数1安打に封じられており、大一番でのリベンジが期待される。前日会見では「一つの型に収まることなくというか、どういう状況でもうまく投げられる、そういう強さがあるのかなと思うので、自分もそこに対応していきたいですし、チーム自体もそこに対応していくというのが一番大きなことかなと思う」と話していた。

ジャンルで探す