地区シリーズ5戦目で突破かけダルビッシュVS山本由伸実現か…同時にブルペンで投球練習

ダルビッシュ有にあいさつする山本由伸(カメラ・安藤 宏太)

◆米大リーグ、地区シリーズ パドレス―ドジャース(9日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日午前10時8分開始予定)、地区シリーズ第4戦の敵地・パドレス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。ここまで対戦成績はパドレスの2勝1敗。この試合でパドレスが勝てば地区シリーズ突破&リーグ優勝決定シリーズ進出と、ドジャースの敗退が決まる。ドジャースはなんとか第5戦に持ち越して望みをつなげたいところだ。

 試合前のブルペンでは、ドジャース山本由伸投手(26)と、パドレスのダルビッシュ有投手(38)が同時に投球練習を行った。山本はこの日勝って2勝2敗とした場合の第5戦先発が濃厚。パドレスのダルビッシュは勝ち上がった場合のリーグ優勝決定シリーズ初戦の起用を、シルト監督から明言されている。2勝2敗で並んだ場合は、ローテ通りなら第5戦先発が決定的。日本人投手が進出をかけた大一番で投げ合う可能性がある。

 山本は5日(日本時間6日)のシリーズ第1戦で先発し、3回5失点と不本意な投球だったが、打線が奮起しドジャースが先勝した。

 ダルビッシュは翌6日(同7日)の2戦目で先発し、7回3安打1失点と好投。大谷に対し3打数無安打に封じるなど、勝って1勝1敗に戻す原動力となった。

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