【オリックス】岸田護新監督が就任会見「本当に恩のある球団」オリックス・バファローズOBで初の監督誕生

就任への思いを語るオリックス・岸田護新監督(カメラ・谷口 健二)

 オリックス・岸田護新監督が大阪・舞洲の球団施設で就任会見を行った。05年に発足したオリックス・バファローズの元選手としては初、球団の投手出身では前身・阪急時代の1980年の梶本隆夫以来44年ぶりとなる監督。背番号は71のままで「長くオリックスでやらせていただき、要請を受けましたので。何とかチームのために、力になれればと思った」と素直な心境を打ち明けた。

 昨年までのリーグ3連覇から5位に沈み、今季最終戦だった6日の楽天戦(楽天モバイル)の試合後に中嶋聡監督が辞任表明した。中嶋野球を熟知し、経験豊富な水本ヘッドコーチも留任。43歳の青年監督は「オリックスしか僕は知らないので。特別に思っているし、本当に恩のある球団だと思っています」と全力を尽くすつもりだ。

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