【巨人】“チェコのジャッジ”がビッグプレー 横っ飛び好捕で視察の阿部監督にアピール成功…フェニックスL斗山戦

3回無死、左飛をダイビングキャッチするフルプ(カメラ・宮崎 亮太)

 ◆みやざきフェニックス・リーグ 斗山―巨人(8日・ひむか)

 巨人と育成契約を結んだマレク・フルプ外野手が、視察した阿部監督の眼前で攻守に躍動した。

 みやざきフェニックス・リーグの斗山戦に「5番・左翼」で先発出場すると、2回無死一塁の第1打席で中前安打を放って好機を拡大。3回の守備では、先頭のキム・ドンジュンの左翼線への飛球に猛然と突っ込むと、最後は横っ飛びで好捕。大ファインプレーにマウンドの又木はグラブをたたいて感謝し、スタンドも大きく沸いた。

 23年WBCチェコ代表のフルプは身長193センチ、体重100キロの恵まれた体格と、アグレッシブなプレースタイルで「チェコのジャッジ」とも称される。支配下昇格を目指す右の強打者が、視察に訪れた阿部監督へのアピールにも成功した。

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