巨人・新加入チェコ代表外野手「感慨深い」東京Dでバックスクリーン弾「センターに強い打球を心がけている」

フリー打撃で打ち込むフルプを阿部監督(後方)も注目(カメラ・中島 傑)

 巨人と育成選手契約を結んだマレク・フルプ外野手(25)が1日、東京Dで行われた1軍練習に初参加した。昨年3月のWBCでチェコ代表として東京Dでプレーした新外国人は「ジャイアンツの一員として戻ってくることができて感慨深いものがあった。チームメートにも会い、親切で感動した」と声を弾ませた。

 守備では右翼や左翼の位置に入り、軽快な動きを披露。フリー打撃では中堅方向に鋭い打球を連発し、最後の一球をバックスクリーン右へ運んだ。「センターに強い打球をはじき返すことを心がけてやっている」と打撃スタイルを明かした。

 今後は宮崎で開催されるフェニックス・リーグに参加する見込み。阿部監督は「ゲームで何試合か見てみたい」と心待ち。「第3回WBSCプレミア12」に出場する侍ジャパンの壮行試合に、チェコ代表として参加予定の大型外野手は「引き続き準備したい」と力を込めた。(宮内 孝太)

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