フリーマン途中交代…ドジャース監督「動けない状態になった」、右足首捻挫抱え強行出場2戦目

◆米大リーグ・地区シリーズ第2戦 ドジャース2―10パドレス(6日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 右足首を捻挫しているドジャースフレディ・フリーマン内野手(35)が6日(日本時間7日)、地区シリーズ第2戦で「3番・一塁」で出場したが、6回の守備からベンチに下がった。

 フリーマンは初回2死の第1打席で空振り三振。4回先頭の第2打席では右翼後方へいい当たりを放ったが、パドレス右翼手タティスに好捕された。だが第3打席が回ってくる6回の守備から交代。マンシーが三塁から一塁に回り、三塁にE・ヘルナンデスが入った。球団発表は右足首の違和感だった。

 ロバーツ監督は試合後の会見でフリーマンの状態を質問され「実は詳細はまだわからない。試合中に足首が本当に痛んでいるという連絡を受けて、彼は本当に動けない状態になってしまい、続行することができなくなった。他に選択肢がなかった。彼はできる限りのことをしているが、第3戦の出場については不明だ」と説明し、2日後の第3戦での出場可否は明言を避けた。

 5日(同6日)のポストシーズン(PS)の初戦となる地区シリーズ第1戦、本拠地・パドレス戦に「3番・一塁」で“強行出場”し、4打数2安打1盗塁と鉄人ぶりを見せつけた。

 フリーマンは9月26日(同27日)の本拠地・パドレス戦で右足首を捻挫して途中交代し、その後の3試合を欠場するなど状態が心配されたが、PS初戦から“強行出場”が決定。走塁、守備練習を再開したのは前日4日(同5日)だった。試合後は「今日自分がプレーできるかどうかは今朝の時点では分からなかった。チャーリー(息子)には『パパは今日プレーできるかどうか分からないよ』と言って家を出たんだ。でも、球場でスタッフにいろいろ治療してもらったり、一緒に練習してもらったりしていけると思って、試合に出るためのいつもの準備を始めて、それを全部やってから試合に出た。医者が出してくれた痛み止めも飲んでいる」と明かし、「出られないと思っていた試合に出て、アドレナリンが出ていたからプレーできたが、今はもうアドレナリンが切れたからすごく疲れてしまった。明日の状態がどうなるか明日になってみないと分からない。明日出場できるかも今は分からない」とギリギリの状態だったことを明かしていた。

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