4番のT・ヘルナンデスが4回に2点適時打 大谷翔平の安打が呼んだ逆転劇 ドジャース“2年ぶり”リード

◆米大リーグ・地区シリーズ ドジャースーパドレス(5日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのT・ヘルナンデス外野手(31)が5日(日本時間6日)、ポストシーズン(PS)の初戦となる地区シリーズ第1戦、本拠地・パドレス戦に「4番・左翼」で先発出場。4回に逆転の2点タイムリーを放った。

 3―5と2点を追う4回だった。ドジャースは1死一、二塁から大谷翔平投手(30)がバットを折りながらも中前打でつなぐと、暴投で1点差。その後、2死満塁で3番手・エストラダから4番のT・ヘルナンデスがセンターへの2点適時打を打って逆転した。ド軍がリードを奪ったのはこの日初めてとなった。昨季の地区シリーズではDバックスに一度もリードできずに3連敗で敗退。PSでリードするのは2年ぶりだ。

 同地区のライバル対決となった今季の地区シリーズ。ド軍先発の山本由伸投手(26)が初回に4番・マチャドに2ランを浴びるなど3点を失ったが、ドジャースは2回に大谷が一時同点の3ラン。それでも、パドレスは直後の3回にボガーツの左翼線へ2点二塁打で再び勝ち越していた。

ジャンルで探す