メッツ8回大逆転で先勝 先発の千賀滉大2回1失点で交代も救援陣1失点リレー 

◆米大リーグ・地区シリーズ フィリーズ2―6メッツ(5日 米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズ対メッツの地区シリーズ第1戦が5日(日本時間6日)、フィリーズの本拠で行われメッツが8回の大逆転で6―2で先勝した。

 メッツの先発、千賀滉大投手は2回を1失点で降板。初回先頭打者シュワバーに飛距離130メートルの初回先頭打者アーチを叩き込まれたものの、2回までを1安打1失点で交代。試合を壊さずにマウンドを降りると救援陣が9回の1失点に抑えて逃げ切った。

 7回までフィリーズ先発のウィーラーに1安打と抑えられていたメッツ打線だったが、8回に代わった2番手ホフマンから安打と四球でつかんだ無死一、二塁からビエントスの左翼線二塁打で同点。代わった左腕ストラムからニモの左前安打で勝ち越し、その後も2安打2犠飛で合計5点を挙げ大逆転。9回にもニモがこの日2本目のタイムリーを放って6―1とした。

 メッツはレギュラーシーズン161試合目に9回リンドアの2ランで逆転勝ちしポストゲーム進出を決めると、ワイルドカードシリーズ第3戦でも9回にアロンソの3ランで逆転し地区シリーズ進出を決めて「奇跡のメッツ」のフレーズが久しぶりにメディアの見出しを飾っている。

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