4カード中最高のマッチアップ 日本人4選手集結で日本からの注目度も絶大

 米大リーグはワイルドカードシリーズが終わり、日本時間6日から地区シリーズがスタートする。その4カードの見どころなど展望する。

 【ドジャース×パドレス】第1戦にドジャースは山本由伸、第2戦にパドレスがダルビッシュ有を先発で起用。ドジャースの1番打者には大谷翔平、そしてパドレスのブルペンには松井裕樹と日本人4選手が集結。米西海岸だけで無く日本での注目度は抜群だ。

 レギュラーシーズンはパドレスが8勝5敗と勝ち越し。先発陣ではドジャースが11勝のストーン、9勝のグラスノーと勝利の1、2番手が負傷者リスト入りで登板出来ないのが痛い。それに加え、ベッツが終盤6試合で20打数3安打とスランプに、フリーマンも右足首負傷と不安が残る。それだけにポストシーズン初出場で燃える大谷(パドレス戦は12試合で打率・326、1本塁打)に終盤見せた猛打の爆発を期待したいところだ。

 一方のパドレスは後半戦43勝20敗の快進撃、ワイルドカードシリーズでもブレーブスに2連勝して投打にも充実しており有利の声が少なくない。両者のポストシーズンの対戦成績は2020年がドジャースが地区シリーズで3連勝したが、2年前の同シリーズでは不利が予想されたパドレスが3勝1敗の番狂わせを起こしているが…。

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