西武が守護神アブレイユに来季残留要請へ ガルシアは残留決定的

アブレイユ

 西武が抑えのアルバート・アブレイユ投手(29)に対し、来季の残留を要請する方針を固めたことが3日、分かった。

 昨季、ヤンキースのブルペンで活躍した助っ人右腕は来日1年目の今季、最速163キロの速球を武器に抑えに君臨。2勝5敗、28セーブ、11ホールド、防御率2・39(2日現在)の成績を残している。チームは最下位に沈んだが、球団は来季の巻き返しへ必要不可欠な戦力として残留を要請する方針。シーズン終了後、正式に交渉を進めていく。

 また、アンソニー・ガルシア外野手(24)は残留が決定的となった。198センチ、115キロの体格を生かした左の長距離砲で、1年目の今季7月に育成から支配下登録。1軍出場は19試合で打率1割3分1厘、1本塁打、4打点にとどまっているが、将来性を買われて来季の中軸候補として期待される。

ジャンルで探す