19歳・浅野翔吾は炭酸水でお祝い「お酒をかけないでください」ボードでガード…巨人4年ぶりリーグ優勝

炭酸水をかけられる浅野翔吾(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 広島1―8巨人(28日・マツダスタジアム)

 巨人が広島に勝ち、4年ぶり48度目(1リーグ時代を含む)のリーグ制覇を達成した。阿部慎之助監督は就任1年目での優勝となった。試合後は広島市内のホテルに設けられた会場で祝勝会が行われ、ビール3000本のほか、19歳の浅野翔吾外野手用に炭酸水が準備された。

 浅野は「お酒をかけないでください」と書かれたプラスチックのボードを首から下げて参加。「(坂本)勇人さんとか炭酸水かけてくれたのでうれしかったです」と喜んだ。

 試合には「6番・右翼」で先発出場。4回に右前打を放ちチャンスを広げ、門脇誠内野手の先制打を呼び込んだ。マツダでは21日の試合で逆転負けにつながる後逸を犯し、苦い思いがあった。「ミスした後の初めてのマツダだったので少し怖さとかもあったんですけど、菅野さんにカバーするから積極的にどんどんいけよっていっていただいて、気持ちが楽になりました」と、先発のベテラン右腕に感謝していた。

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