ヤンキースが2年ぶり21度目地区優勝、5戦連発ジャッジ&スタントン球団最多タイ14度目アベック弾

◆米大リーグ ヤンキース―オリオールズ(26日、ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースがオリオールズに勝利し、2年ぶり21度目の地区優勝を決めた。

 2回にスタントンが先制27号ソロ。6回にはスタントンの3点適時二塁打など、打者一巡で6点を追加した。そして7回には主将のジャッジが5戦連発となる58号2ランを放ち、ダメを押した。

 スタントンとジャッジのアベック弾は、1961年のR・マリスとM・マントルに並ぶ、球団史上最多14度目。ジャッジはソトとも今季13度のアベック弾をマークしている。MLB記録はR・パルメイロとA・ロドリゲスが2002年にレンジャーズで記録した16度。

 ヤンキース先発は昨季サイ・ヤング賞右腕のコール。右肘痛のため今季初登板が6月にずれ込み、ここまで7勝5敗、防御率3・43と苦しんでいた。2回、先頭のカウセルから通算2246個目の三振を奪い、MLB史上61位に浮上。5回2死までノーヒット、7回途中無失点5奪三振でエースの責務を全うした。

 ア・リーグ東地区2位オリオールズとの直接対決3連戦の最終戦。2連敗で連日の足踏み状態だったが、ヤンキースタジアムのファンの前で、昨季地区優勝をさらわれたオ軍を下して決めた。

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