【巨人】菅野智之、際どい判定にも「イラついていてもしょうがない」8回1失点、125球の熱投も完投負け

8回1失点の熱投をみせた巨人・菅野智之(カメラ・相川 和寛)

◆JERAセ・リーグ 阪神1―0巨人(22日・甲子園)

 巨人・菅野智之投手が先発し、8回7安打1失点。今季最多125球の熱投だったが、完投負けで3敗目を喫した。開幕からの敵地での連勝は10でストップした。

 初回は3者凡退スタート。3回は1死一塁で1ボール2ストライクからバントの構えをしていた才木がスイングを取られてもおかしくなかったが、判定はボール。その後バント成功となり、続く近本に左前打を許すと、2死一、三塁で中野に先制の右前適時打を許した。それでもなお一、三塁で森下を二ゴロに封じ、最少失点でしのいだ。4回以降は相手に二塁すら踏ませず。6回を終えて98球、7回を終えて116球だったが続投する気迫を見せた。「それだけ今日の試合の重要性を分かっていたし、できれば最後まで責任を持って投げられたらいいなと思っていた」と振り返った。

 際どい判定があったことについては「野球をやっていればいろんなことがある。そういうものに反応するよりも、次どうするかを常に頭を切り替えてやっていく方が僕は意味があると思う」とし、「判定だったりそういうものに、言ったところで、考えたところで変わらない。いちいちそういうものにイラついていてもしょうがないので」と冷静に話した。

ジャンルで探す