【巨人】20歳育成外野手が同点&サヨナラ呼び込む4出塁「自分のスイングができている」…2軍楽天戦

9回無死、二塁打を放つ笹原操希(カメラ・岡野 将大)

◆イースタン・リーグ 巨人3x―2楽天=延長11回サヨナラ=(22日・東京ドーム)

 巨人の育成3年目・笹原操希外野手が、同点&サヨナラを呼び込む2安打4出塁の大暴れを見せた。

 1点を追う9回先頭では、左腕・弓削の初球のカットボールを捉えて中越え二塁打。前日21日にも対戦し、四球を選んだ打席から「カットボールでストライクを取れる投手だということが分かった」と分析し、同球種を狙い通りに仕留めてチャンスメイク。その後、ウレーニャの中犠飛で同点のホームを踏んだ。

 さらに延長11回では先頭で四球を選んで出塁。その後相手の失策も絡んで無死二、三塁となり、ウレーニャのサヨナラ打で生還した。この日は2回1死の右前安打、4回2死二塁での四球と合わせて2安打2四球で4出塁。桑田2軍監督が「3拍子そろったバランス型」と評する有望株は、「(9回は)甘いところに来たらいこうと思っていたので、それでいい結果が出て良かった。自分のスイングができているかなと思います」とうなずいた。

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