【ロッテ】自己最多タイ9勝目を期す佐々木朗希 初回にまさかの2失点も直後に味方が追いつく

1回2死二塁、佐藤龍世に先制の適時打を浴びた先発の佐々木朗希(カメラ・越川 亘)

◆パ・リーグ ロッテ―西武(22日・ZOZO)

 ロッテの佐々木朗希が、22年に並び自己最多となる9勝目を期したマウンドに上がったが、初回に2失点と苦しい立ち上がりとなった。

 初回に2死から四球を与え、盗塁を許すと、4番・佐藤龍に中前適時打を打たれた。続く野村大にも二塁打で、2死二、三塁とされると、パスボールでさらに1点を失った。初回2失点を喫したが、直後の攻撃で打線が相手の失策も絡み、2点を奪い返し、試合を振り出しに戻した。

 佐々木は前回登板となった15日の西武戦(ベルーナD)では、7回先頭の野村大の頭部にすっぽ抜けた139キロのフォークを当ててしまい、自身初の危険球退場処分。6回0/3を投げて、5安打4失点で5敗目を喫していた。西武戦にリベンジを期したこの日に向けては、「前回登板のよかった部分は継続して、悪かった部分は修正しながらしっかりと投げることができれば。自分のボールを投げ切って、チームの勝利に貢献したい」と意気込んでいた。

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