「かみ締めながら投げられたら」巨人・戸郷翔征が優勝争いで感じる気持ち 奪三振数トップでタイトル視野

笑顔の戸郷翔征(カメラ・小林 泰斗)

 巨人・戸郷翔征投手(24)が自己最多タイの12勝目でリーグVへつなげる。18日、先発する19日・DeNA戦(東京D)へ向けて本拠地で最終調整。残り11試合で首位に立つ中、優勝マジックについては「意識しないと言ってもいろんな記事を見るんで、それでたぶん意識はします。でも優勝争いができていることはすごい幸せ。かみ締めながら一試合一試合投げられたら」とうなずいた。

 現在自身2連勝中で、最近2戦13イニングを無失点。シーズン最終盤の中で「平常心で毎回試合をすること、いい緊張感が大事。自分が思っていることを実践するのも大事」と言う。現在奪三振数はリーグトップの145。タイトルも視界に入るが「多少は狙いたいと思いますけど、試合に勝つことが一番なので、それは優勝してから考えればいいことですし。明日、本当にチームが勝てばそれでいいんで、そういう投球ができれば」と表情を引き締めた。

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