巨人ドラ1西舘勇陽、2軍で奪三振率12・52と圧倒 「全球種」で手応え

巨人先発の西舘勇陽 (カメラ・佐々木 清勝)

◆イースタン・リーグ 巨人2×―1西武(18日・ジャイアンツ球場)

 巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手(22)が18日、イースタン・西武戦(G球場)に先発し、3回無失点、7奪三振と好投した。150キロ超の直球に110キロ台のカーブ、フォーク、カットボールと多彩な球種を交え、初回1死から高木に許した左前安打の1安打のみに封じる快投。「全球種を思い通りに操ることができ、直球も投げ切ることができました」と手応えをにじませた。

 プロ初先発した8月23日の中日戦(東京D)では5回4失点で黒星。2軍降格となったが2軍戦では防御率1・47、36回2/3を投げて投球回数を大きく上回る51三振を奪い、奪三振率は12・52と圧倒している。2回に2四球を与えて1死満塁のピンチを招いたことは反省しつつ、「次回に向けて、技術とコンディションを整えていきたいです」とさらなる成長を期した。

ジャンルで探す