巨人の27歳ドラ2左腕が公式戦先発デビュー…暴投で1点失うも最速145キロ直球の持ち味発揮

巨人・森田駿哉

◆イースタン・リーグ 西武2―0巨人(17日・ベルーナドーム)

 巨人のドラフト2位・森田駿哉投手(27)が17日、イースタン・西武戦(ベルーナD)で公式戦初先発し、3回2安打1失点と上々のデビューを飾った。3回1死三塁での暴投で1点を失ったが、最速145キロの直球に加えてスライダーやツーシームを低めに集める持ち味を発揮。4月下旬に受けた左肘手術から復帰後、5度目の登板を終え、「左打者へのツーシームなどいい球もあった。右打者には苦労したので配球はつぶしていければ」と振り返った。

 今後も先発調整を続けていく予定で、イニング数や球数を段階的に増やす見込み。ベースの横幅を広く使った投球スタイルに加えて、現在は縦の変化球であるフォークの精度向上にも力を注いでいる。「自分の抑え方を明確にして、困った時に使える球を増やしていきたい」。期待の左腕が上の舞台で投げる準備を進めていく。(宮内 孝太)

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