巨人・戸郷“初”ビールかけの誓い「みんなでかけ合うあの瞬間は格別」過去2度の優勝は未成年&コロナで経験できず

ブルペン投球を終えた戸郷

 巨人の戸郷翔征投手(24)が17日、自身初となるビールかけへの参加を熱望し、リーグVへの思いを強くした。過去2度の優勝経験があるが、19年は19歳だったため歓喜の輪に入れず、翌20年は新型コロナの影響で行われなかった。自身3度目での“初参加”へ「みんなでかけ合うあの瞬間は本当に格別なものがある。それを目指してやっていきたい」と意気込んだ。

 19年は、首から「未成年です! お酒をかけないでください!」と書かれたプラカードを下げて参加。代わりに数百本用意された炭酸水を浴びたが、「みんなが(炭酸水を)かけに来てくれて一瞬で終わっちゃったので、取り残された感がめちゃくちゃあった」と苦笑い。「(23年のWBC世界一で)シャンパンは浴びたので、次はビールの味を味わいたい」と心待ちにした。

 この日はG球場で登板2日前のルーチンであるブルペン投球を行い、先発予定の19日のDeNA戦(東京D)へ向けて調整。「最後にみんなで笑って終われたら一番かなと思います」。歓喜の瞬間へ向けて、その右腕でチームを加速させていく。(小島 和之)

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