ドジャースの210勝左腕がブルペンでの投球練習を再開 一度はリハビリ後退も復帰へ前進

取材対応するカーショー(カメラ・安藤 宏太)

◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(4日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手(36)が4日(日本時間5日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦前にブルペン入りした。

 通算210勝左腕は、昨年左肩手術を受けて今季はここまで登板なし。6月19日(同20日)にマイナーで復帰登板を果たしたが、左肩痛を再発させてリハビリはいったん中断。だが重症には至らずノースローは1週間ほどで終わり、中断後初めてブルペン入りして、強いボールを投げ込んだ。

 明るい表情でブルペンでの投球練習後に取材に応じたカーショーは「きょうはとてもいい日だった。健康面含めて全てがいい方向に進んでいると思う」とうなずき、リハビリが一時後退したことについても「長い目で見れば悪いことではない」と前を向いていた。

 ドジャースの先発陣は山本、ビューラーが離脱中。グラスノー、ミラー、パクストン、ストーン、ナックらが奮闘しているが、試合を作れないことが増え、ブルペン陣の負担が増す悪循環になっている。山本の復帰は8月以降になることが濃厚。カーショーが先に復帰する可能性もありそうだ。

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