フィリーズのハーパー「球宴選出御礼打」大谷翔平上回るリーグ最多得票で選出決定…“本塁打級”適時二塁打

◆米大リーグ フィリーズ―マーリンズ(27日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズのB・ハーパー内野手が本拠地のマーリンズ戦に「3番・一塁」でスタメン出場。初回1死一塁ので中越えの適時二塁打を放った。

 左腕ロジャースから甘く入ったスライダーを打ち返し、打球は中堅チザムの頭上を越えてフェンスに届いた。推定飛距離は407フィート(約124メートル)で、本塁打級の一打だった。連続試合安打も「12」に伸ばした。

 この日、7月16日(同17日)にレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで行われるオールスターゲームの先発野手を選ぶファン投票1次投票の結果が発表。ナ・リーグで最多となる327万7920票を集め、大谷翔平(ドジャース、277万7173票)を上回り、最終投票を待たずに球宴出場が決まった。

 ハーパーはこれで58打点。64打点でリーグ首位の同僚ボームとオズナ(ブレーブス)に6差、61打点で同3位の大谷翔平に3差と迫った。本塁打はリーグ3位の20本塁打。25本で首位の大谷とは5本差の3位につけている。

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