カブス・鈴木誠也、13試合ぶりの9号ソロ 第2子誕生発表後の初アーチが貴重な同点弾に

◆米大リーグ ジャイアンツ―カブス(26日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 カブス鈴木誠也外野手(29)が26日(日本時間27日)、敵地・ジャイアンツ戦に「4番・DH」で先発出場。13試合ぶりの9号ソロを放った。

 2―3と1点を追う5回2死。フルカウントからの8球目、バードソングの96・3マイル(約155キロ)直球をバックスクリーン右の自軍ブルペンに放り込んだ。打球速度109マイル(約175・4キロ)、飛距離431フィート(約131・4メートル)、打球角度28度。一塁を回ったところで右手を天に掲げた。16日(同17日)には、新体操元日本代表でスポーツキャスターの妻・畠山愛理(29)が自身のインスタグラムで「先日、第二子の男の子が誕生しました」「夫がちょうどシカゴにいるオフ日に陣痛がきて、一緒に出産をむかえることができました」と報告。2児のパパとなったことを発表してからの初アーチが貴重な一発となった。

 12日(同13日)の敵地・レイズ戦で8号ソロを放った後は、この日まで12試合で42打数10安打の打率2割3分8厘、特に最近5試合は18打数4安打の2割2分2厘とやや不振だった鈴木のバットが、ようやく火を噴いた。チームも25日(同26日)まで今季ワーストの借金6となっているだけに、4番のホームランを起爆剤にしたいところだ。

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