大谷翔平がシーズン折り返しで手応え「素晴らしい前半戦だった」 三冠王も目前の大活躍

◆米大リーグ ホワイトソックス3―4ドジャース(25日、米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレートフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、レギュラーシーズン162試合のちょうど半分となる81試合目の敵地・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目に、今季2本目の先頭打者本塁打となる24号先制ソロを放つなど、4打数2安打2打点の活躍でチームの3連勝に貢献した。9試合連続打点は、ドジャースの最長記録に1955年以来69年ぶりに並んだ。打率は3割2分でこの時点でリーグトップを守り、60打点はリーグトップに4差となった。

 この試合でレギュラーシーズンの折り返し。大谷は24本塁打、打率3割2分がリーグトップで、60打点もトップに4差の3位。三冠王も視界に捉えた大活躍を見せ、チームも50勝31敗の貯金19で、ナ・リーグ西地区首位を独走している。新天地1年目で、開幕直後には通訳だった水原一平被告の解雇騒動などもあって周囲が騒がしくなったこともあったが、結果を残し続けた。大谷は81試合を振り返り「時間がたつにつれて、この人はどういう人なんだなとか、チーム全体としての印象もそうですけど、まず自分がドジャースという球団、チームメートにまず慣れる必要があると思うので、そういう意味でいい、素晴らしい前半戦だったなと思います」と何度もうなずいていた。

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