BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】

【モデルプレス=2024/11/21】10人組ダンス&ボーカルグループ ・BUDDiiSの小川史記(おがわ・ふみのり/30)が、自身30歳の誕生日である11月21日に1st写真集「キセキ」を発売。インタビュー後編では、“後悔なし”というこれまでの人生についてやファンへの思い、夢を叶える秘訣を聞いた。

モデルプレスのインタビューに応じた小川史記(C)モデルプレス


(写真 : モデルプレスのインタビューに応じた小川史記(C)モデルプレス)

◆小川史記「無駄なことは何1つなかった」

― 30歳という節目を迎えますが、ご自身が歩んできた道を振り返って、今何を感じていますか?

小川:無駄なことは何1つなかったと感じます。18〜19歳でダンスをちゃんと踊り始めて、人生の暗いタイミングも、明るいタイミングも、20代で経験することができたので、すごくいい20代でした。後悔もやり残したこともないです!

― 20代最後に何かやるとしたら?

小川:メンバーみんなでご飯に行きたいです! FUMIYA(高尾楓弥)が10月に20歳になって、今メンバー全員が20代という奇跡の1ヶ月なんです。10年に1度の奇跡なので、20代のうちに1回は行きたいです。

◆小川史記、リーダーとしての責任感とファンへの思い

― 今年はEBiDANの冠番組もスタートし、全体としても勢いを増した1年だったかと思います。多くのメンバーがいる中で、小川さんはどのような存在でありたいと思いますか?

小川:EBiDANだと僕は最年長世代、グループとしては後輩なんですけど、コメントを振られた時に吉田仁人(M!LK)とかが「奇跡は?」とか茶々を入れてくれて、最年長だけど後輩だからそういう流れもできるし、我ながらにいいポジションを生み出したなと思います!キャラでやっているつもりはなく、ただ奇跡ポーズをやりたいからやっているだけではあるんですけど…(笑)。

― BUDDiiSではリーダーを務めていますが、結成から4年が経ち、立ち振る舞いに変化はありましたか?

小川:ありました。BUDDiiSで幕張メッセのライブ(2023年10月)をやった時ぐらいから、リーダーという存在がどれだけ大事なのかというのを痛感しました。あの時期にBUDDiiSは結構変わりましたね。昔よりもリーダーとしての責任感を感じるようになって、BUDDiiSという 1個の船に例えるなら「この船を沈めちゃいけない」って。責任感は1番変わったかなと思います。

― 写真集発売について“ファンに1番に伝えたかった“と話していましたが、改めて小川さんにとってバディ(ファン)はどのような存在なのか教えて下さい。

小川:居ないと嫌だ。メンヘラみたいになっちゃうんですけど(笑)、本当に心強いバディだなというのは節々に感じています。それこそ写真集を発表した時の反応とか、すごく盛り上げてくれました。この人たちと居れば、もっともっと見たい景色を一緒に見られるなというのをバディが感じさせてくれます。本当に感謝しています。心強いパートナーです!

◆小川史記が悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、小川さんがこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。

小川:写真集のインタビューでも、いわゆる“暗黒時代”と呼んでいる時期について深く話しているんですけど、自分よがりにならないことです。人は気持ちが落ちてしまった時に「僕なんか…」「僕ばかり…」と自分よがりになってしまうと思うんです。そんな時は、今置かれている状況や環境に感謝して、色々な方のおかげで今があるというのを理解して乗り越えてきました。

― 落ち込んだ時に、支えとなった存在は居ましたか?

小川:FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹とか、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの日高竜太(※「高」は正式には「はしごだか」)とか、僕よりももっと早く周りの友達がデビューしていたので、彼らが活動し続けてくれたことが支えでした。ずっと一緒にいたので、もちろん悔しい気持ちもあったんですけど、活躍している姿はすごく嬉しかったし、何より僕もこうなりたい!という思いが、周りの友達を見て強くなっていました。

― 友人の活躍に刺激を受けていたんですね。EXPG生時代から新たなフィールドに踏み出した時も不安はなかったですか?

小川:不安は全くなくて、「ついに来たぞ!」って超ハッピーでした!自分には本当に何もなかったので、そこからグループに入って、自分たちの楽曲でパフォーマンスできることが楽しくて、毎日ワクワクしていました。

― モチベーションはどのように保っているのでしょうか?

小川:ワクワクする話が好きで、口に出しています。「こういうことがしたい」「あれしよう、これしよう」とか人に会って言うことによって、より欲が出てくるというか。楽しい日々を過ごしています!

◆小川史記の夢を叶える秘訣

― 1つの夢であったという写真集の発売、12月にはBUDDiiS最大規模のさいたまスーパーアリーナ公演が控えているなど、着実に夢を叶えている小川さん。夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

小川:過程を大事にしてほしいと思います。目標や夢に向かって頑張っている方がたくさん居ると思うんですけど、その過程をちゃんとやりきっていたら夢が叶わなくても、それはただの結果なので、新たな夢は何かしらできると思います。そういう時に過程は絶対に役に立つので、過程を大事にしてあげることが夢を叶える秘訣です!

― 最後に、30代の抱負や今後の目標を教えて下さい。

小川:健康第一!お仕事に関しては、マルチにやっていきたいという思いがあるので、CMにも出たいですし、声のお仕事もしたいです!

― 素敵な声ですよね。

小川:(イケボで)ありがとうございます!声優とか、ナレーションとかも挑戦したいです!バラエティーももちろんやっていきたいですし、また新たなスタートを切れる30代にしたいなと思っています!

― ありがとうございました。

◆小川史記、1st写真集「キセキ

まるで29歳とは思えない可愛いビジュアルから「奇跡の29歳」という代名詞を持つ小川が30歳の誕生日に発売する本作。「可愛い」「メロい」といわれる彼ならではのビジュアルはもちろん、これまで見せたことのない大胆な肌見せショットや水に濡れたセクシーなカット、スーツ姿の大人の色気が溢れるカットなど、多彩なシチュエーションが満載。インタビュー企画では、初めて語る今までの軌跡、EXPG時代の秘話や、ファンへの想い、そして今後の展望など、30歳という節目にふさわしいパーソナルな内容が盛りだくさんである。(modelpress編集部)

スタイリスト:井上亮(PUNCH)
ヘアメイク:YUUKI(PUNCH)

◆小川史記(おがわ・ふみのり)プロフィール

1994年11月21日生まれ、埼玉県出身。2020年9月16日に結成されたBUDDiiSにてダンサー・ラッパー、そしてリーダーとして活動中。2024年9月にはワンマンライブ「BUDDiiS vol.08 Nippon Budokan」を日本武道館で2日間開催。12月29日にはさいたまスーパーアリーナにてグループ史上最大規模のワンマンライブ「BUDDiiS vol.09 –MiiRAI-」も決定している。また、TBS「よるのブランチ」(毎週水曜23時56分〜)にレギュラーとして出演中。さらにドラマや映画、舞台、2024年1月には自身プロデュースのオリジナルブランド「LILRIVER」を立ち上げるなど幅広い分野で活動を広げている。映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』が2025年2月14日・3月14日に2作連続で公開予定。

◆作品概要

発売日:2024年11月21日(木)
撮影:神戸健太郎
サイズ:B5 変形
ページ:128ページ
発行:SDP

作品公式X:@fumi1st_kiseki
作品公式Instagram:@fumi1st_kiseki

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