クリスティアン・テツラフが来日。無伴奏リサイタルを開催

バイオリニストのクリスティアン・テツラフの来日公演が10月に開催される。

クリスティアン・テツラフは、“現代最高のヴァイオリニスト”とも称される音楽家。革新的な室内楽プロジェクトやJ.S.バッハのソロ作品などの演奏、積極的な現代作品の紹介においても高い評価を得ている。

昨年春には新日本フィルと共演したが、今回は10月6日(日)と7日(月)に無伴奏リサイタルを開催。特にJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータは今までに3度録音をしたテツラフにとって思い入れのある作品。見逃せない夜になりそうだ。

クリスティアン・テツラフ

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2451035

<無伴奏リサイタル>
10月6日(日) 15:00
青山音楽記念館 バロックザール
10月7日(月) 19:00
紀尾井ホール

<協奏曲>
セバスティアン・ヴァイグレ指揮/読売日本交響楽団定期演奏会
10月9日(水) 19:00
サントリーホール

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

・クリスティアン・テツラフ

現代最高のヴァイオリニストのひとりとしてエキサイティングな活動を行っている。レパートリーは古典、ロマン派、現代まで精通し、その多くで新しいスタンダードを打ち立てた。革新的な室内楽プロジェクトやJ.S.バッハのソロ作品などの演奏、積極的な現代作品の紹介においても高い評価を得ている。

ハイティンク、ドホナーニ、ラトル、サロネン、ネルソンス、ロトらの指揮のもと、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、ロンドン響などの超一流楽団と定期的に共演し、カーネギーホールやウィグモアホールをはじめとするホールやオーケストラのアーティスト・イン・レジデンスなどもしばしば務める。

レコーディングも数多く、バルトークやベートーヴェン、シベリウス、ブラームス、ベルクなどのヴァイオリン協奏曲の録音は数々の賞を受賞。J.S.バッハの無伴奏ソナタとパルティータは今までに3度録音しており、絶賛されている。室内楽では1994年にテツラフ・カルテットを結成、また妹のターニャ、ピアニストの故ラルス・フォークトとのトリオでも活動し、彼らのシューベルト作品の録音は数々の名誉ある賞を受賞している。

ドイツのヴァイオリン製作者ペーター・グライナーの楽器を使用。

ジャンルで探す