映画『ヒットマン』注目俳優グレン・パウエルが実在のおとり捜査官を演じる本編映像公開

9月13日(金) に公開される映画『ヒットマン』より、本編映像が初公開された。

本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、セクシーでスリリングなクライムコメディ。『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で脚光を浴びたグレン・パウエルがこの実話の存在を知り、リチャード・リンクレイター監督とパウエルが共同脚本を手がけた。

公開されたのは、グレン・パウエル扮するゲイリー・ジョンソンがひょんなことから初めて偽ヒットマンの仕事をするシーンの本編映像。ゲイリーは、普段2匹の猫と静かに暮らす大学教授でありながら、地元警察の捜査官として依頼殺人の捜査に盗撮や盗聴の技術スタッフとして協力していた。しかし、ある日おとり捜査で殺し屋役となるはずの警官ジャスパーが職務停止となり、ゲイリーに白羽の矢が立つ。断ろうとするも有無を言わさず殺し屋“ビリー”になることに。

ジャスパーにコツを尋ねると「大事なのは、信じ込ませること。相手が望む殺し屋になれ」と。映像では、“ビリー”になったゲイリーが初めての依頼人と依頼内容を詰めるシーンが映し出される。逮捕に繋げるためには、依頼人の口から殺人依頼の言質を取らなければいけない。そのために、ひとしきり話をした後“契約”という名目で殺人依頼をさせることに。

まずは“ビリー”からのルール説明「俺の目を見て正確に指示を出せ」。依頼人は多少違和感を感じつつも「アイツを殺してくれ、どんな手を使ってでも」と正式に依頼する。それを聞いた盗聴していた警官たちは「よし、逮捕だ! やった」と動き始める。依頼人は安心しきってダイナーを出たところで“ビリー”と固い握手を交わす。その瞬間パトカーのサイレンが鳴り、警察が依頼人を逮捕。ゲイリーの意外な才能が開花した見事な初仕事となった。

実在のゲイリー・ジョンソンはこの方法で、依頼人に応じて相手が望む殺し屋に扮して依頼をさせ、1990年頃から偽の殺し屋として警察に協力し始め70人以上を逮捕に導いた。本作では、実際の依頼者のエピソードを基に、リンクレイター監督とパウエルの共同脚本で映画化されている。

『ヒットマン』偽の殺し屋初仕事シーン

<作品情報>
『ヒットマン』

9月13日(金) 公開

公式サイト:
https://hit-man-movie.jp/

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