矢島舞美が主演のタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』Lead古屋敬多、松本幸大、中村静香ら全キャスト発表

宅間孝行が作・演出を手がけるタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』の全キャストが発表された。

『夕 -ゆう-』は、長崎県のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」を舞台に、相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリー。宅間が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスで2003年に初演され、2005年と2008年に再演、さらにはタクフェス第2弾として2014年にも上演されており、ほかの劇団や学生演劇などにも愛される名作だ。

既報の通り、主人公の三上夕役は、アイドルグループ「℃-ute」のリーダーとして活動後、現在は映画、ドラマ、舞台など俳優として活動中の矢島舞美が演じる。共演には、これまで宅間が演じていた“もっちゃん”こと相川元弥役で、今回がタクフェス初出演となるダンスボーカルユニット「Lead」の古屋敬多、元弥の親友・塩屋憲太郎役で松本幸大、夕の親友・高橋薫役で中村静香、「長崎のキングギドラ」の異名を持つ相川3兄弟の元弥の弟・雅弥役で久保田秀敏、兄・欣弥役で伊藤裕一が名を連ねた。

そのほか、タクフェス常連の三戸なつめ、浜谷健司、大薮丘に加え、タクフェス初参加となる、廣瀬智紀、福冨タカラ、吉田英成、吉川真世が物語を彩る。また元弥の母・浩子役は藤田朋子、父・登役は宅間が演じる。

さらに、個性豊かな出演者が夕顔が咲く窓から顔を出し“夕”の文字を形どったビジュアルと、ビジュアル撮影の様子を垣間見ることができるスポット映像が公開された。『夕 -ゆう-』は、2024年11月から12月に東京、大阪、札幌、名古屋、福岡で上演となる。

タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』スポット映像

タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』出演者コメント

■古屋敬多

『夕 -ゆう-』は映像で観させていただいたのですが、冒頭から耳馴染みのある九州弁が聞こえてうれしい懐かしさ(福岡出身なので)を感じました。自分が小さい頃に見た親戚の集まりの空気感をそのまま閉じ込めた感じというか(笑)。それほど地元感あふれる作品なんです。
日常的でハツラツでカラッと夏を感じるこの世界に思わず「飛び込みたい!」と思ってしまうのは僕だけじゃないはずです。

■松本幸大

タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』で塩谷憲太郎を演じさせていただきます! 松本幸大です。
長年愛され続けているタクフェスさんに初参加させていただけることうれしく思います。
10年前の『夕』の映像を見させてもらったんですが……
この作品は僕にとって新たな経験とチャンスになる作品だと感じました。
タクフェスファンの皆さんや観にきてくださる方々に僕が憲太郎を演じてよかったと思っていただけるように全身全霊で演じさせていただきます!!!
劇場でお会いできることを楽しみにしています♡

■中村静香

高橋薫役で出演する中村静香です。
今回初めてタクフェスに参加させていただくので、うれしさと緊張が入り混じっています。
スチール撮影では昭和にタイムスリップしたかのようで和気あいあいと進みました。
その時代を私自身も楽しんで演じていきたいと思います。
青春の甘酸っぱさと人情の温かみが詰まったこの物語を、素敵なカタチで皆さまにお届けできるよう稽古に励みます。各地方も周りますのでぜひ皆さんお越し下さい。

■久保田秀敏

タクフェス『夕 -ゆう-』に相川雅弥役で出演させていただきます久保田秀敏です。以前『タクフェス』の作品を観劇した時、凄く感動して泣いたのを覚えています。そんな『タクフェス』に一度は出てみたいと思っていたので、今回このような機会をいただけて本当にうれしいです。今回は再演ということで前回の資料映像を拝見させていただいたのですが、あっという間に見終わって気付いたらまたボロボロと泣いていました。リズミカルでコミカルなお芝居の中に、心を揺さぶる情感あふれる景色が沢山彩られています。九州が題材ということもあり、自分の生まれ故郷の懐かしい方言に囲まれながら楽しく作品作りをしていきたいと思います。お楽しみに!

■伊藤裕一

10年前は、客席におりました。
苦しいこともたくさんありましたが、頑張ってきて良かったと、心から思います。
『夕 -ゆう-』という作品に込められた想い、繋いできた全てのキャストの皆さまの想いを受け継いで、責任を持って努めます。
あの頃の自分と、そして、ご覧になる皆さまにお届けできることが今から楽しみです。宅間さんをはじめ、キャストの皆さまと、早くお会いしたいです。
嗚呼、すぐにでも稽古をはじめたい。

■三戸なつめ

タクフェス『夕 -ゆう-』の信子役を演じます。三戸なつめです。
今回2度目のタクフェスですが、また熱い日々を送れるのかと思うととても楽しみで震えています!
2014年に上演された『夕』も大好きな作品のひとつです。
今回信子役をいただき、思いっきり!楽しもう!と思っています。
そしてツアーで各地を回れることも楽しみです。美味しい物沢山食べたいです。
切ない恋の物語を、ぜひ劇場で見届けていただけるとうれしいです!

■浜谷健司

タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』に参加できる喜びを噛みしめています。三上操役の浜谷健司です。宅間さんを中心にメンバー、スタッフと濃い時間を過ごすと思うと、楽しみです!
前回の『夕 -ゆう-』は観させてもらいましたが、今回のキャストでまたキャラも変わり、新しい『夕 -ゆう-』になるはず。
王道の純愛は軸に、宅間さんの頭の中で楽しい計算がされてるような気がします! 今回も、お客さまを楽しませるために、頑張りたいと思います!

■廣瀬智紀

この度タクフェスに初参加させていただきます廣瀬智紀です。あのタクフェスに参加できるということでとても胸が高揚しております。過去公演の『夕 -ゆう-』の映像を観たときに、登場人物たちの体温というか、人情そのものを画面越しでも感じられたことにとても感動し、自分もこの世界を生きたいと思いました。新しい環境で、宅間さんの元でお芝居に臨めることがとてもうれしいです! 精一杯頑張ります!!

■福冨タカラ

長年たくさんの方に愛され続けているタクフェスに今回参加できること、大変光栄に思います。作中での友だちや家族との少しお節介にも感じるくらいの関係性に、とても心がほっこりしました。コミカルなやりとりと、心がギュッとなるけどどこか爽やかな切なさを大いに笑って大いに泣いて楽しんでいただけるよう、キャストの皆さまの胸を借りつつ、精一杯努めます。劇場でお会いできる日を楽しみにしております!

■大薮丘

この度、坂田くん役を演じます。
かつてこっしーさんが演じてた役でまさか自分が演じることになるとは思いませんでした。
本当にうれしいですし、こっしーさんの坂田くんは本当に面白かった。素敵でした。ちゃんと引き継いでいかないと。
そして僕個人的にはタクフェスに出演するのが今回で4回目になります。
みんなを引っ張っていけるような存在になりたいです!
いっぱい稽古してみんなで最高の『夕 -ゆう-』を作り上げていきたいと思ってます! 
宅間さんを筆頭にはなりますが、宅間さんに頼るだけじゃなく、カンパニー全員で色んなアイディアを出して作っていきたいと思ってます。

■吉田英成

この度ガリバー役で出演させていただきます吉田英成(よしだ えいせい)と申します。
全国の劇場で皆さまにお会いできることを今から大変楽しみにしています。
今回の役は、“ガリ勉でアニメオタクの転校生”で、自分とは真逆のキャラですが、楽しんで演じたいと思います。今回の作品で、相手に自分の想いを素直に伝えることがいかに大事なことなのか、改めて気づきました。
笑いの中に感動あり。この作品が多くのより多くの方に見ていただきたいです。
是非劇場にてお待ちしております。

■吉川真世

三上波役を演じさせていただきます、吉川真世です。『夕 -ゆう-』という作品は、家族、友情、そして恋という「愛」がたくさん詰まっている物語であり、お客さまにもすごく愛されている作品だと思います。私自身、三上波という役にたくさんの「愛」を込めて、この作品を皆さんにお届けしたいと強く思っています。
切なくて甘酸っぱい最高の青春をこの秋、私たちと一緒に過ごしましょう!
皆さまのご来場を心からお待ちしております!

■藤田朋子

再演を重ねる絶大なるタクフェスファンの皆さまの愛する作品への参加は緊張いたしますが、お国言葉の扱い含めて私らしく存在できたらいいなと思っています。
舞台は私のスタートのテリトリーです。大学時代に影コーラスで参加したミュージカル『MONKEY』で通ったサンシャイン劇場のステージへの登場は、感慨深くうれしい気持ちです。
どうぞ宜しくお願いいたします。

【あらすじ】
ボディコン、DCブランド、校内暴力、そしておニャン子クラブ。好景気に沸いた1980年代の長崎から物語は始まる。

舞台は長崎のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。そこに住むヤンキー兄弟、相川欣弥、元弥、雅弥の3人は地元では「長崎のキングギドラ」の異名で恐れられていた。

そして、底抜けに明るくて底抜けにおバカな次男坊、元弥こと「もっちゃん」に淡い恋心を寄せる隣に住む幼馴染の三上夕。伝えたいけど伝えられない青春の片思い真っ只中!! でも、そんな想いをしらない元弥は夕の親友である高橋薫に夢中、そんでもって薫はというと元弥の親友の塩屋憲太郎に恋をしてたりなんだりするからもう大変! 恋と友情の板挟み。これぞ青春! これぞ初恋!! 切ないとはこういう事だ!!!

そして青春時代の甘酸っぱい想いを抱えたまま大人になっていく夕たち。それぞれの初恋はどんな結末を迎えるのか、伝えきれず言葉にできなかった想いの行方は……

誰にでも身に覚えのある淡い初恋の思い出。どこにでもあるような平凡なラブストーリー。しかし! だからこそ泣ける!! その想いがわかるからこそ泣ける!!

宅間孝行が恥ずかしげもなく描いた切ない青春ど真ん中ラブストーリー。あなたは劇場で今までに聞いた事のない量のすすり泣きを聞くことになる!?

あなたを青春時代にお連れしましょう。

<公演情報>
タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』

作・演出:宅間孝行

出演:矢島舞美、古屋敬多(Lead)/松本幸大、中村静香、久保田秀敏、伊藤裕一、三戸なつめ
浜谷健司/廣瀬智紀、福冨タカラ、大薮丘、吉田英成、吉川真世(劇団4ドル50セント)/藤田朋子/宅間孝行

【東京公演】
日程:2024年11月1日(金)~10日(日)
会場:サンシャイン劇場

【大阪公演】
日程:2024年11月14日(木)~17日(日)
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

【福岡公演】
日程:2024年11月23日(土・祝)
会場:キャナルシティ劇場

【名古屋(愛知)公演】
日程:2024年11月29日(金)~12月1日(日)
会場:ウインクあいち大ホール

【札幌(北海道)公演】
日程:2024年12月12日(木)
会場:カナモトホール(札幌市民ホール)

公式サイト:
https://takufes.jp/yuu2024/

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