『フォールガイ』監督・キャストがアクションやスタントについて語る特別映像公開
8月16日(金) に公開される映画『フォールガイ』より、新たな特別映像が公開された。
本作は、ハリウッドで自身もスタントマンとして活躍していたデヴィッド・リーチ監督による、あらゆるスタント技術を詰め込んだリアリティ溢れるアクション映画。一線を退いていたスタントマンが、元カノの頼みで失踪した俳優を探すうちに事件に巻き込まれてしまう。スタントマンとして超一流の能力を持ちながら、元カノにはめっぽう弱い主人公コルト・シーバース役にライアン・ゴズリング、元カノ役にエミリー・ブラント、失踪した俳優役をアーロン・テイラー=ジョンソンが演じる。
スタントマンから自身のキャリアをスタートさせたリーチ監督が「フォールガイとはスタントで言う、“やられ役”だ」と語るように、公開された特別映像には、殴られ、トラックのフロントガラスを突き破る場面など、ゴズリング演じるスタントマンの様々なスタントシーンが収められている。
また、ゴズリングは「スタントマンのコルトは事件に巻き込まれるが、動機は元カノとの復縁だ」、さらにエミリー・ブラントは「ジョディとコルトは熱愛の過去がある。彼は気を引きたい」と、本編ではスタントの世界だけでなく、コルトとジョディのロマンスも盛り込まれていることを明かす。
さらに、本作の見どころでもあるコルトのアクションについて監督が「私のスタントマン経験も本作に反映されている」、ゴズリングも「監督自身がスタントマンだからスタントマンたちの映画を作るには適任だ」と語るように、映像内ではコルトがビルから落ちていく様子や、豪快な爆発の中進む車、火のついたクルーザーが宙を舞うシーン、といった息を飲む激しいアクションシーンも。トム・ライダー役のジョンソンも「これは純粋なエンターテインメント、派手なスタントショーだ」とアクションの出来栄えに太鼓判を押しており、監督とキャスト、それぞれ作品の出来栄えに自信を覗かせる期待の高まる映像となっている。
本作は、80年代のテレビドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』から題材を得て、アクション大作へと進化を遂げた作品。現在のアクションシーンは視覚効果や特殊効果といった最先端の技術とスタントの融合によって作り上げられているが、80年代の撮影においては「タフさと恐れない精神力とガッツが全てだった」と監督は当時を振り返る。
続けて「今回の『フォールガイ』では、スタントパフォーマーだった私自身の初期のキャリアに敬意を表しているんだ。視覚効果も取り入れているが、本作のスタントは全て実際に身体を使って行われたものだ。ある意味忘れられた技術になってしまったスタント技術を取り入れ、スタント業界の精神に忠実なアクションを観客に見せたかった」と明かすように、『フォールガイ』ではスタント業界の精神をリスペクトし、実際に身体を使ったアクションにこだわっている。
『フォールガイ』特別映像【A Look Inside】
<作品情報>
『フォールガイ』
8月16日(金) 全国公開
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07/17 10:00
ぴあ