『マッドマックス:フュリオサ』チャプター予告公開 ジョージ・ミラー監督から日本のファンへメッセージも
映画『マッドマックス:フュリオサ』の見どころを解説したチャプター予告が公開された。
本作は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のキャラクター、フュリオサを主人公としたシリーズ最新作。フュリオサ役でアニャ・テイラー=ジョイ、暴君ディメンタス将軍役でクリス・ヘムズワースが出演。監督は、シリーズ全てを手掛けてきたジョージ・ミラーが務める。
映像は、「修羅の道」「怒りの戦士、誕生」「復讐のエンジンを鳴らせ」の3つのチャプターで構成されており、主人公フュリオサの生い立ちや怒りの原点となる場面、そして復讐へと突き進む姿が収められている。
ミラー監督は、チャプター予告について「フュリオサが10歳の時に、“緑の地”から連れ去られるところから始まります。彼女の人生を追い、様々な試練を経て、やがて大隊長へとのぼり詰めていく。『怒りのデス・ロード』に至るまでの15年以上の物語を描いています。このフュリオサの長い旅路を紡ぐために、映画では5つの章に分ける必要がありました。「チャプター予告」は、この物語のダイジェストのような映像になっています」とコメントしている。
また、ミラー監督より日本のファンに向けたメッセージも到着。「ハロージャパン! 最高のキャストとスタッフが全力で作り上げた作品です。日本で披露できることを誇りに思っています。きっと何かを感じ取ってもらえるはずです。皆さんの感想を聞かせてください!」と映画公開を楽しみに待つ日本に向けてコメント送った。
さらに、複数鑑賞については「映画を観て、映画館から出る。そして観たばかりの作品を、もっと理解するためにすぐに映画館へ戻りたいと思う。それは映画を愛する私がこれまで何度も経験をしてきたことです。なぜ、そのような映画は私を強く引き付けるのか。それは寓話だからです。寓話であるがゆえに、その解釈は観る者の世界観に委ねられる。それぞれの人生の経験によって、意味を持つものになる。それが寓話の本質です。そのような物語には、命のようなものが宿っていて、観客との対話があるのです。解釈の柔軟性こそが、こういった物語が興味深い点なのです。細かいディテール、さりげないジェスチャーでさえも、皆さんが観るたびに気付くことがあると思います。それは物語に、重みがある証。見た目よりも、深い内容がある。もしくは氷山の一角で、その下にはもっと奥深いものである。リピート鑑賞することで、得るものがあると思ってもらえると嬉しいです」と語った。
『マッドマックス:フュリオサ』チャプター予告
<作品情報>
『マッドマックス:フュリオサ』
公開中
公式サイト:
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05/31 10:00
ぴあ