「まず追うべきはWHITE SCORPION」決意と悔し泣き…Rain Treeデビュー決定でも流した涙

17人組アイドルグループ・Rain Treeのドキュメンタリー番組『Documentary of another IDOL3.0~不合格者17名の再挑戦の物語~』(全5回、金曜12時・最終回は12月20日配信)の第3回が、15日から、映像配信サービス・Leminoで先行配信を開始した。

○スタッフ「現状に満足せず、悔しさを持って…」にメンバー大号泣

昨年4月にスタートした秋元康氏プロデュースのオーディション「IDOL3.0 PROJECT」。約1万人に及ぶ応募者の中から、11人組アイドルグループ・WHITE SCORPIONが誕生した。一方、最終審査で落選した17人のメンバーは、“FINALIST”として活動。このたび、落選から1年の時を経て、Rain Treeとしてデビューすることが決定した。

同番組では、数々のオーディション、最終審査での不合格、そして、“FINALIST”として奮闘する様子を配信。惜しくもデビューに届かなかった彼女たちの苦悩や葛藤、喜びなど、メンバーたちの素顔にカメラが密着し、デビュー発表にいたるまでの“再挑戦の物語”を届ける。

第3回では、WHITE SCORPIONの初ワンマンライブ「1st ONEMAN LIVE ~初撃。~」の終演後に、ある出来事が生じる。スタッフの「現状に満足せず、悔しさを持って……」という言葉に、メンバーたちは大号泣。胸に秘めていた気持ちがあふれ出し、仲俣美希(旧:マリオ ※11月11日にメンバー全員の活動名の変更が発表されたため、本文中の名前は新活動名にて表記 以下同)は、「めっちゃ悔しいんですよ。私たちの悔しい思いが、あんまり伝わってない気がして」と訴え、新野楓果(旧:ニイ)も、「いつになったらデビューできるのか。ずっと不安で、何を目標にして頑張ったらいいのかわからない」と吐露。悔し涙を流すメンバーたちに、スタッフも「これだけは信じてほしい」と真の思いを伝える。

この出来事以降、メンバーたちの気持ちに変化が。加藤柊(旧:キナコ)は、「自分の気持ちに素直になれた」と清々しい表情を浮かべ、永瀬真梨(旧:タマ)も、「弱さをさらけ出せる関係値になれた。お互いに話し合える仲になれたのはすごく大きい」と笑顔。メンバーたちは改めて絆を深めたようで、黒澤禾恋(旧:ミラン)は、「誰も欠けちゃいけない17人のグループにしたい」と意気込み、「“FINALIST”の17人なら大丈夫! いろんな悔しさを経験してますから」と力強く語った吉川海未(旧:カワチャン)も、「まず追うべきは、WHITE SCORPION。追うのは強いんだぞというところを見せたい」と決意表明する。

その後、新しい衣装で宣材写真の撮影に挑んだ“FINALIST”。撮影の合間には、同番組の制作が伝えられ、メンバーたちはうれしさと驚きの表情。自分たちの活動が取り上げられることに、橋本真希(旧:マキ)は、「幅広い世代の方に知っていただけるチャンスにできるよう頑張りたい」と喜びを語る。また、普段のダンスレッスンでも、メンバーたちの意欲が変化。佐藤莉華(旧:サナ)が、「気持ちが入りすぎて、ピリピリしちゃってた時期があったけど、今はお互いに声をかけ合って」と話すと、遠藤莉乃(旧:イチゴ)も、「アドバイスし合うことが増えた」と、グループの絆が深まっていることを明かす。

そして迎えた10月8日。同番組の制作発表会の中で、2025年1月にメジャーデビューすることをサプライズ発表。「おめでとうございます!」と祝福されると、思わぬ出来事にメンバーたちは大粒の涙。また、新しいグループ名・Rain Treeも発表され、その名前に込められた意味に、橋本は、「この名前に恥じないような素敵なグループを作っていけたら」と気持ちを新たにする。しかし、喜びも束の間、“もう一つの発表”が伝えられ、厳しい現実を目の当たりにすることに……。

(C)OVARSE

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