話題のお笑いトリオ・リンダカラー∞、武器はアクの強い個性「3人ならではのエンターテイメントを」
女性誌『DIGVII』(主婦と生活社)の創刊に合わせて新設された「ディグ・ニュー・アイコン・アワード2024」。カリスマ・Denとその信者・たいこー、りなぴっぴという新しい形の漫才「カリスマンザイ」で話題を集め、同アワードで「ディグ ニューパフォーマンス賞」を受賞したリンダカラー∞にインタビュー。
最近、大喜利で頭角を現し、注目を集めるりなぴっぴの魅力についてDenとたいこーが語っているほか、トリオとしての展望を聞くと三者三様の個性あふれる回答が飛び出した。
○りなぴっぴ、女性誌ソロ掲載に驚き「とんでもないことになっている」
――「ディグ ニューパフォーマンス賞」を受賞されました。率直に受賞の感想をお聞かせください。
Den:全く我々にふさわしい賞だなという感じですかね。新時代を築き上げるという意味では、僕らにぴったりな賞だなという感じがしました。本当に光栄です。ニューパフォーマンスなんてかっこいい……僕らはカタカナが一番好きですからね! それをもらえたというのは本当にありがたいことです。
たいこー:間違いないです!
――創刊された女性誌『DIGVII』に、りなぴっぴさんがソロで掲載されています。
りなぴっぴ:本当にDenさんだけについて行って毎日を過ごしてきたんですけど、とんでもないことになっていると……状況を飲み込めなかったです。
Den:聞いた瞬間は「そんなことがあるのか」っていうことですね。でも向いているなとは思っていたんです。こういう仕事が似合いそうだなと。やっぱり芸人だと(雑誌のモデルとかは)ちょっと恥ずかしかったりすると思うんですけど、りなぴっぴは元々ファンから入ってますので、そういう大きい芸人の枠組みみたいなものは関係ない。いろんな場で活躍できているのはすごいことだなと思います。
たいこー:すごいことですし、がんばってましたから。ただ、カリスマとりなぴっぴが前に出るというの分かりますけれども、いよいよカリスマと俺が残っちゃうとワケがわからなくなっちゃう(笑)。たから今は結構ワケわからない状態ではあります。
Den:そうだよね? 俺もなぜ真ん中に立っているのか……ただ、この違和感もみんな楽しんでいただければなと思います。りなぴっぴが最近どんどんどんどん前に前に……素晴らしいです。
○カリスマ・Denから見たりなぴっぴの魅力は「語彙の少なさ」
――トリオとしてもおもしろい形になっていますね(笑)。Denさん、たいこーさんから見たりなぴっぴさんの魅力はなんでしょうか?
たいこー:りなぴっぴは世界観が人とは違うので、そういったスター性があるかなと思います。今回の雑誌もそういう世界観がすごい出ていたので、とても良かったなと思います。
Den:りなぴっぴの最大の魅力ですか? これはやっぱり語彙の少なさですね。これ変なこと言っているなと思うかもしれないですけど、語彙が少ないからこそ文字の組み立てが常人とはかけ離れたものになるんです。
やっぱりインタビューとかでもおかしな文章なんだけど、なんかりなぴっぴの人間力みたいなものがある。そこは魅力ではあります。どう?
りなぴっぴ:イェ~イって思います!
Den:ほら見て。イェ~イって思いますですよ? 一文に英語も日本語も盛りだくさん。
たいこー:イェ~イでもいけたのにね。
Den:そう。すごい語彙力です(笑)。
――この語彙力が、話題を集めている大喜利でもいかんなく発揮されています。
Den:大喜利は結構な手練れの芸人さんからも「この子はすごいね」「レベルが違うね」とおっしゃっていただけている。それを言われるたびに僕は「僕が育てました」と。りなぴっぴががんばればがんばるほど、僕らの株も上がっていく。すごくいいシステムになっています。
たいこー:持っているものをちゃんと出せるようにしてあげてる。
りなぴっぴ:まぁそうですね……正直に言ったらDenさんのおかげなんですけど。
たいこー:ひどいでしょ?(笑)
りなぴっぴ:たいこーさんもいい形ですよね?
Den:ちょっと見てみよう……いい形してますね! これはぜひサムネにしてほしい。
りなぴっぴ:形の雑誌とかがあったら……
たいこー:なんでだよ! ワケわかんねぇだろ! なんだ形の雑誌って!
Den:『まる』という雑誌が創刊されるかも。『DIGVII』の姉妹雑誌『まる』。
たいこー:それ俺が表紙なの? 買わねぇよ(笑)。
○りなぴっぴ、Den&たいこーを一言で表すと……
――りなぴっぴさんが加入されて、リンダカラー∞になりましたが、変化はありましたか?
Den:目に見えて仕事は多くなったということはあります。僕ら元々(たいこーと)2人でやっていたんですけど、やっぱり3人の方が皆さんから知っていただいたり、色んな先輩から興味を持ってもらえたりすることが増えたというのが一番大きかったかもしれないです。
――りなぴっぴさんから見て、Denさん・たいこーさんは一言で言うとどんな人ですか?
りなぴっぴ:Denさんは……一言ってなんですか……?
Den:おもしろいでしょ? ユニーク爆発~!
りなぴっぴ:いっぱい言葉があっても一言ですか? なんだろうな~……Denさんは「羽」!
Den:独特~! これは意味を聞いた方がいいですか? 聞かせてほしいんだって! 野暮だね~。
りなぴっぴ:Denさんって輝いているじゃないですか? その光でちょっと浮いて見えるんですよ。だから羽がないとおかしい。
Den:羽がないとおかしいっていう意味で言ってます(笑)
りなぴっぴ:だから、Den羽、羽Denにしたら成立ですよね?
Den:まさか改名を勧められるとは僕も思っていなかったんですけど……ちょっと検討させてください。
りなぴっぴ:たいこーさんは「キャンディー」。
たいこー:丸じゃねぇか(笑)
Den:キャンディーにもいろんな形ありますから! 理由を聞いてみましょうよ。
りなぴっぴ:それは丸いから(笑) 転がりやすそう。
Den:見ていて楽しいもんな(笑)
○リンダカラー∞のこれからの展望とは
――さすがの語彙力です(笑)。カリスマであるDenさんから見て、たいこーさん・りなぴっぴさんのカリスマを感じる出来事はありますか?
Den:りなぴっぴに関して、ありがたいことに番組に出させていただいてるんですが、収録が始まる5分前とかまでホワイトボードにお絵かきしてるんです。それはカリスマじゃないとできない。「別に準備とかもういらないよ」「私、直前までお絵描きできちゃいますよ」という……そういう肝の据わり方は、やっぱりカリスマ性ありますよね。
――たいこーさんはいかがでしょうか?
Den:ライブをやってたときにお客さんがパンパンに入っていたんです。お客さんがパンパンなところを見て、間違えて「すっごいいっぱいお金いるね」と言ったんです。これはすごいなと(笑)。ビジネスマンとしてのカリスマ性みたいなところ。あくまでこれはビジネスで、商品として僕は見れるんですという……カリスマ性を感じました。
たいこー:最悪の見え方している! すごいお金がかかっているなとかもありますよ! お客さんをお金だと思わないです!
Den:でも俺が聞いたのは、「お金すごっ」て言ったあとに、「違う違う! お客さんだ!」と言っていた。これはカリスマじゃないと言えないよ!
――授賞式では、日本だけでなく世界でもといったお話もありましたが、今後トリオとしてはどういう展開を考えていますか?
Den:まぁ世界に行くべき人材だなと思っておりますし、やっぱり3人ならではのエンターテイメントを今後も発信できたらいいなと。(りなぴっぴ・たいこーに)ある? リンダカラー∞としての展望みたいなもの!
りなぴっぴ:私、ハンバーガーやドーナツが好きなのでアメリカに行きたいです!
Den:すっごいお腹減ってるんだから。リンダカラー∞の展望は?って聞いて。ハンバーガーが食べたいからアメリカに行くって誰か言えますか、これ! 素晴らしい! たいこーさんは?
たいこー:どうなっていくのかもうわかんないです! すみません!
Den:すごいでしょ? 展望は?って聞いているのに堂々と「わかんないです」って誰が言えますか! 僕たちはそれぐらいアクの強い個性が集まってリンダカラー∞なんです。それで世界を目指そうってこれ素晴らしいと思います。
■リンダカラー∞
Den、たいこー、りなぴっぴからなるお笑いトリオ。Denとたいこーで活動していたお笑いコンビ・リンダカラーに2022年5月、りなぴっぴが加入しリンダカラー∞に。2024年、『おもしろ荘』に出演し、カリスマ・Denとその信者・たいこー&りなぴっぴという形式の「カリスマンザイ」で注目を集めた。
最近、大喜利で頭角を現し、注目を集めるりなぴっぴの魅力についてDenとたいこーが語っているほか、トリオとしての展望を聞くと三者三様の個性あふれる回答が飛び出した。
○りなぴっぴ、女性誌ソロ掲載に驚き「とんでもないことになっている」
――「ディグ ニューパフォーマンス賞」を受賞されました。率直に受賞の感想をお聞かせください。
Den:全く我々にふさわしい賞だなという感じですかね。新時代を築き上げるという意味では、僕らにぴったりな賞だなという感じがしました。本当に光栄です。ニューパフォーマンスなんてかっこいい……僕らはカタカナが一番好きですからね! それをもらえたというのは本当にありがたいことです。
たいこー:間違いないです!
――創刊された女性誌『DIGVII』に、りなぴっぴさんがソロで掲載されています。
りなぴっぴ:本当にDenさんだけについて行って毎日を過ごしてきたんですけど、とんでもないことになっていると……状況を飲み込めなかったです。
Den:聞いた瞬間は「そんなことがあるのか」っていうことですね。でも向いているなとは思っていたんです。こういう仕事が似合いそうだなと。やっぱり芸人だと(雑誌のモデルとかは)ちょっと恥ずかしかったりすると思うんですけど、りなぴっぴは元々ファンから入ってますので、そういう大きい芸人の枠組みみたいなものは関係ない。いろんな場で活躍できているのはすごいことだなと思います。
たいこー:すごいことですし、がんばってましたから。ただ、カリスマとりなぴっぴが前に出るというの分かりますけれども、いよいよカリスマと俺が残っちゃうとワケがわからなくなっちゃう(笑)。たから今は結構ワケわからない状態ではあります。
Den:そうだよね? 俺もなぜ真ん中に立っているのか……ただ、この違和感もみんな楽しんでいただければなと思います。りなぴっぴが最近どんどんどんどん前に前に……素晴らしいです。
○カリスマ・Denから見たりなぴっぴの魅力は「語彙の少なさ」
――トリオとしてもおもしろい形になっていますね(笑)。Denさん、たいこーさんから見たりなぴっぴさんの魅力はなんでしょうか?
たいこー:りなぴっぴは世界観が人とは違うので、そういったスター性があるかなと思います。今回の雑誌もそういう世界観がすごい出ていたので、とても良かったなと思います。
Den:りなぴっぴの最大の魅力ですか? これはやっぱり語彙の少なさですね。これ変なこと言っているなと思うかもしれないですけど、語彙が少ないからこそ文字の組み立てが常人とはかけ離れたものになるんです。
やっぱりインタビューとかでもおかしな文章なんだけど、なんかりなぴっぴの人間力みたいなものがある。そこは魅力ではあります。どう?
りなぴっぴ:イェ~イって思います!
Den:ほら見て。イェ~イって思いますですよ? 一文に英語も日本語も盛りだくさん。
たいこー:イェ~イでもいけたのにね。
Den:そう。すごい語彙力です(笑)。
――この語彙力が、話題を集めている大喜利でもいかんなく発揮されています。
Den:大喜利は結構な手練れの芸人さんからも「この子はすごいね」「レベルが違うね」とおっしゃっていただけている。それを言われるたびに僕は「僕が育てました」と。りなぴっぴががんばればがんばるほど、僕らの株も上がっていく。すごくいいシステムになっています。
たいこー:持っているものをちゃんと出せるようにしてあげてる。
りなぴっぴ:まぁそうですね……正直に言ったらDenさんのおかげなんですけど。
たいこー:ひどいでしょ?(笑)
りなぴっぴ:たいこーさんもいい形ですよね?
Den:ちょっと見てみよう……いい形してますね! これはぜひサムネにしてほしい。
りなぴっぴ:形の雑誌とかがあったら……
たいこー:なんでだよ! ワケわかんねぇだろ! なんだ形の雑誌って!
Den:『まる』という雑誌が創刊されるかも。『DIGVII』の姉妹雑誌『まる』。
たいこー:それ俺が表紙なの? 買わねぇよ(笑)。
○りなぴっぴ、Den&たいこーを一言で表すと……
――りなぴっぴさんが加入されて、リンダカラー∞になりましたが、変化はありましたか?
Den:目に見えて仕事は多くなったということはあります。僕ら元々(たいこーと)2人でやっていたんですけど、やっぱり3人の方が皆さんから知っていただいたり、色んな先輩から興味を持ってもらえたりすることが増えたというのが一番大きかったかもしれないです。
――りなぴっぴさんから見て、Denさん・たいこーさんは一言で言うとどんな人ですか?
りなぴっぴ:Denさんは……一言ってなんですか……?
Den:おもしろいでしょ? ユニーク爆発~!
りなぴっぴ:いっぱい言葉があっても一言ですか? なんだろうな~……Denさんは「羽」!
Den:独特~! これは意味を聞いた方がいいですか? 聞かせてほしいんだって! 野暮だね~。
りなぴっぴ:Denさんって輝いているじゃないですか? その光でちょっと浮いて見えるんですよ。だから羽がないとおかしい。
Den:羽がないとおかしいっていう意味で言ってます(笑)
りなぴっぴ:だから、Den羽、羽Denにしたら成立ですよね?
Den:まさか改名を勧められるとは僕も思っていなかったんですけど……ちょっと検討させてください。
りなぴっぴ:たいこーさんは「キャンディー」。
たいこー:丸じゃねぇか(笑)
Den:キャンディーにもいろんな形ありますから! 理由を聞いてみましょうよ。
りなぴっぴ:それは丸いから(笑) 転がりやすそう。
Den:見ていて楽しいもんな(笑)
○リンダカラー∞のこれからの展望とは
――さすがの語彙力です(笑)。カリスマであるDenさんから見て、たいこーさん・りなぴっぴさんのカリスマを感じる出来事はありますか?
Den:りなぴっぴに関して、ありがたいことに番組に出させていただいてるんですが、収録が始まる5分前とかまでホワイトボードにお絵かきしてるんです。それはカリスマじゃないとできない。「別に準備とかもういらないよ」「私、直前までお絵描きできちゃいますよ」という……そういう肝の据わり方は、やっぱりカリスマ性ありますよね。
――たいこーさんはいかがでしょうか?
Den:ライブをやってたときにお客さんがパンパンに入っていたんです。お客さんがパンパンなところを見て、間違えて「すっごいいっぱいお金いるね」と言ったんです。これはすごいなと(笑)。ビジネスマンとしてのカリスマ性みたいなところ。あくまでこれはビジネスで、商品として僕は見れるんですという……カリスマ性を感じました。
たいこー:最悪の見え方している! すごいお金がかかっているなとかもありますよ! お客さんをお金だと思わないです!
Den:でも俺が聞いたのは、「お金すごっ」て言ったあとに、「違う違う! お客さんだ!」と言っていた。これはカリスマじゃないと言えないよ!
――授賞式では、日本だけでなく世界でもといったお話もありましたが、今後トリオとしてはどういう展開を考えていますか?
Den:まぁ世界に行くべき人材だなと思っておりますし、やっぱり3人ならではのエンターテイメントを今後も発信できたらいいなと。(りなぴっぴ・たいこーに)ある? リンダカラー∞としての展望みたいなもの!
りなぴっぴ:私、ハンバーガーやドーナツが好きなのでアメリカに行きたいです!
Den:すっごいお腹減ってるんだから。リンダカラー∞の展望は?って聞いて。ハンバーガーが食べたいからアメリカに行くって誰か言えますか、これ! 素晴らしい! たいこーさんは?
たいこー:どうなっていくのかもうわかんないです! すみません!
Den:すごいでしょ? 展望は?って聞いているのに堂々と「わかんないです」って誰が言えますか! 僕たちはそれぐらいアクの強い個性が集まってリンダカラー∞なんです。それで世界を目指そうってこれ素晴らしいと思います。
■リンダカラー∞
Den、たいこー、りなぴっぴからなるお笑いトリオ。Denとたいこーで活動していたお笑いコンビ・リンダカラーに2022年5月、りなぴっぴが加入しリンダカラー∞に。2024年、『おもしろ荘』に出演し、カリスマ・Denとその信者・たいこー&りなぴっぴという形式の「カリスマンザイ」で注目を集めた。
11/01 12:00
マイナビニュース