横浜流星主演大河「べらぼう」に安田顕 稀代の天才・平賀源内役「なにがあっても、生きていくのなら、楽しく…と思わせてくれる作品」

NHKは19日、横浜流星が主演を務め2025年1月5日からスタートする大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に、俳優の安田顕が平賀源内役で出演すると発表した。大河ドラマは「功名が辻」(06年)に続き、2度目の出演となる。

今作での源内は、あふれるアイデアで日本の未来を変える稀代の天才として描かれる。本草家、戯作者、鉱山開発者、発明家などさまざまな顔を持ち、先進的なアイデアを次々と思い浮かべては、その実現のため日本各地を巡り、成功と失敗を繰り返し、ときに山師とも呼ばれる。その発想に田沼意次(渡辺謙)もほれ込み、特命を託すほど目にかけている。

主人公の蔦屋重三郎(横浜)は、地元・吉原に再び客を呼び寄せようと、江戸の有名人となっていた源内に仕事の依頼をすべく接触を試みる。

安田顕 コメント

「脚本の森下佳子さんから、お声がけいただいたと伺っています。そんな嬉しく冥利に尽きることはありません。心して、演じさせていただきます。

横浜流星さんと初めてご一緒しました。真面目、実直でいながら、やんちゃな匂いもする魅力あふれる方。そんな印象を抱いています。あと、渡辺謙さんとご一緒できるのは、やはり光栄至極です。理由は、言わずもがな!

(平賀源内を演じてみて)天才と呼ばれる人たちは周りから見た時、ちょっと違うというか。会話がちょっとズレつつも、ユーモアに溢(あふ)れ、愛嬌のある方だったのかなと解釈しています。

なにがあっても、生きていくのですから。どうせなら、楽しく向き合いませんか、と。そんなことを思わせてくれる作品です。

些細でも重大でも、軽妙洒脱に。奥歯噛み締めて、涙堪えて、人に優しく。『てやんでえ!べらぼうめ』。

『べらぼう』、是非、ご覧ください」

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