日テレ、10月期唯一の漫画原作ドラマは「放課後カルテ」 キャスト、脚本家らが原作者と面談

日本テレビは18日、東京・汐留の本社で10月期の改編説明会を開催。今期の同局制作で唯一の漫画原作として放送される連続ドラマ「放課後カルテ」(土曜後9・0)で、原作者と脚本家やキャストらの間で面談が行われたことを報告した。

俳優の松下洸平が主演を務める本作は、日生マユさんの同名漫画(講談社『BE・LOVE』所載)が原作。岩崎秀紀プロデューサーは説明会で「メインキャスト、脚本家、監督、私プロデューサーを含めて、スタッフキャストが日生マユさんとそれぞれお会いし、キャラクターや世界観の確認をこれまで行ってきました」と述べ、本作のドラマ化にあたり、日生さんと制作サイドで面談があったことを報告。そのうえで「漫画『放課後カルテ』の世界観を全キャストが共有してベースにしながらも、ドラマ『放課後カルテ』として、映像だからできる子供の日常にあふれているSOSや、言葉にできない気持ちを表現していきたい」と抱負を述べた。

学校医として、小学校の保健室に常駐することになった小児科医の牧野(松下)は、学校の雑務に文句ばかり言い、子供たちからはイジられ、いつも不機嫌だが、教師や児童関係なくにらみつける保健室のコワイ先生。しかし、その類稀なる観察眼で児童たちの異変を見抜き、子供たち、その家族、時には教師までも救っていく。小学校を舞台に、口も態度もでかい牧野が、その観察眼で”言葉にできないSOSを見抜き、未来へ向かう子供たちの背中を押すヒューマンドラマだ。

ジャンルで探す