朝ドラ「虎に翼」優三さん(仲野太賀)の弱点露呈に視聴者納得「毎度毎度受験失敗する原因w」「これじゃあ力発揮できない」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第20話が26日、放送され、ヒロインの家に下宿する佐田優三(仲野太賀)の「弱点」が描かれ、多くの視聴者が爆笑。X(旧ツイッター)では「優三さん」というワードがトレンドに入った。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優、伊藤沙莉が主人公の猪爪寅子を演じている。この日は第4週「屈み女に反り男?」(第16~20話)の最終日で、帝都銀行に勤める寅子の父、直言(岡部たかし)が贈収賄容疑で拘留され、検事の日和田(堀部圭亮)らが猪爪家にやってきた。突然のことに戸惑う寅子と母のはる(石田ゆり子)ら。そこへ優三が帰宅し、「ここは僕に任せて」とはるに声をかけ、幼い次男の直明(正垣湊都)を連れて奥の部屋に行くよう促した。そして優三は納得がいかない寅子を「従おう。令状が出ている以上は、われわれが検察の捜索を拒むことはできない」と説得した。

数時間後、家宅捜索が終わった。法を学びながらも何も言えなかったと悔しがる寅子に優三は「悔しがるのは後回しだ。これからつらいことがたくさん起こると思う。でも一つ救いなのは僕らが法を学んでいることだ」と力説。しかし「その…」と言葉を発した直後から様子がおかしくなり、「強みを最大…」と言葉を飲み込むと、「最大限に生かして、この場をのり…」と言ったところで顔をしかめた。緊張するとお腹を壊してしまう癖がある優三は、なんとか持ち直して再び話そうとしたが「乗り切ることにちゅ…、ちゅ…!」と言いかけたところで、再び便意。大きく開いた目に涙をためながら「ごめん、ぼく昔から緊張すると腹の調子が」と打ち明け、顔を真っ赤にしながら「すまん、すぐ戻る」とおしりを押さえて寅子の前から走り去った。

頼もしい姿から一転、いつもの優三らしい癖が露呈する展開に視聴者は爆笑。SNSには「強烈すぎ」「寅ちゃん素で笑ってた」「表情変化、最高!」などのコメントが殺到した。

優三が、何度も高等試験司法科(現在の司法試験)に落ち続けているため、「これか毎度毎度受験失敗する原因w」「試験に落ち続けるわけは…」「これじゃあ力発揮できない」などと納得する視聴者も少なくなかった。

一方、寅子らを検察から守る頼もしい姿は好評で、「かっけーよ優三さん!」「ここは見せ場だ」「心強い!」「冷静なやり取りが頼りになる」という声も寄せられた。


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