《ドリカム35周年》結成以来20年以上『うれしい!たのしい!大好き!』を出囃子にしているハリセンボン箕輪はるか「日常の中にいつもドリカムがありました」

「ハリセンボン」を結成してから20年以上、、漫才の出囃子はドリカムだという箕輪はるか

吉田美和(59才)と中村正人(66才)からなるバンド「DREAMS COME TRUE(以下・ドリカム)」が今年、結成35周年を迎えた。長きにわたって多くのファンに愛と勇気を与えてきたドリカム。お笑いコンビ・ハリセンボンの箕輪はるかさんも、ドリカムに支えられたひとりだ。そんな彼女がドリカムに対する特別な思いを語る。

【写真】ドリカムの名曲のジャケット写真を一挙紹介!

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 2003年に「ハリセンボン」を結成してから20年以上ずっと、漫才の出囃子に『うれしい!たのしい!大好き!』を使わせてもらっています。子供の頃からドリカムファンということもありますが、まったくうれしそうでも楽しそうでもない私がこの曲で舞台に登場したらおもしろいかな、と思って(笑い)。

 中村さんがライブにご招待してくださって、同じくファンの母と2人で伺ったこともありました。感激でしたね。

 学生時代に友達とカラオケで歌ったり、受験勉強でやる気をもらったり、日常の中にいつもドリカムの曲がありました。高校生のときはスーパーマーケットでアルバイトをしていたのですが、声が小さい私は「いらっしゃいませ」が元気に言えなくて……。店長に、「このままだとクビ」と言われ、自宅でドリカムの歌を熱唱して喉を開いてから出勤していた思い出もあります。大人になって、この仕事をするようになってからも声は小さいままです。でも相方の春菜には、

「カラオケでドリカムを歌うときだけは声が出てる」

 と言われ、やはり私にとってドリカムは特別だと実感しますね(笑い)。

【箕輪はるかさんが選ぶドリカムのベストソング】
『LOVE GOES ON…』
『LOVETIDE』
『忘れないで』

 セカンドアルバム『LOVE GOES ON…』(1989年)を小学生の頃、母とよく聴いていたという。表題曲のほか『未来予想図II』など10曲を収録。

【プロフィール】
箕輪はるか/1980年生まれ。2003年に近藤春菜とお笑いコンビ「ハリセンボン」を結成。ニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』に木曜パートナーとして出演中。ハリセンボン20周年ライブ『にぃまる』12月27日(金)開催。配信チケット発売中。

取材・文/植木淳子

※女性セブン2024年11月28日号

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