堤真一が織田信長に! 吉沢亮主演『ババンババンバンバンパイア』追加キャスト発表

映画『ババンババンバンバンパイア』に出演する(上段)堤真一、(下段左から)映美くらら、笹野高史、音尾琢真

(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

 吉沢亮が主演する映画『ババンババンバンバンパイア』の追加キャストとして、堤真一、笹野高史、音尾琢真、映美くららの出演が発表された。

 本作は、奥嶋ひろまさによる同名漫画を実写化するバンパイア・ラブコメディー。

 銭湯で働く森蘭丸、その正体は450歳のバンパイア。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求める蘭丸は、銭湯の一人息子であるピュアボーイ・立野李仁の純潔を見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメートの篠塚葵に一目ぼれ。李仁の“初恋”が成就してしまえば、童貞喪失の危機。彼の純潔を守るべく、あらゆる手を使い初恋を阻止しようと、蘭丸による決死の大作戦が始まる―。

 主人公の銭湯で働く美しきバンパイア・森蘭丸役には吉沢亮。李仁の血を求め、おかしな方向に暴走してしまうクセの強いキャラクターを熱演した。さらに、天真らんまんピュアボーイ・立野李仁役には板垣李光人。李仁の初恋相手で、蘭丸の正体がバンパイアであることを確信し彼に恋心を抱くようになる篠塚葵役に原菜乃華。このほか、蘭丸に恨みを抱く兄・森長可役に眞栄田郷敦、バンパイアハンターとして蘭丸を追う坂本梅太郎役を満島真之介、葵の兄で不良たちをまとめる脳筋番長・フランケンこと篠塚健役を関口メンディーが演じる。監督は浜崎慎治。

 450歳のバンパイア森蘭丸。戦国時代から生きていた彼はかつて、武将・織田信長に仕えていた。そんな若き日の蘭丸に寵愛(ちょうあい)を注ぐ織田信長役には堤真一。ラブコメディーらしからぬ時代劇シーンに登場、スクリーンに強烈なインパクトを残す。主演の吉沢とは、大河ドラマ『青天を衝け』(2021)や、浜崎監督が初映画監督を務めた『一度死んでみた』(2020)などで共演経験もある。

 堤は「信長の撮影としては短い期間でしたが、衣装もこだわって撮影しましたので参加できて良かったです。吉沢さんとの共演は、バックハグなど初めてご一緒する方だと恥ずかしいと思ってしまうようなシーンでも、あまり気を遣わずに演じることができました」と撮影を振り返る。

 そして「台本では、他のキャラクターが皆ハチャメチャだったので、僕としてはもう少しはっちゃけたい気持ちもありましたが(笑)蘭丸と長可が崇める存在として、抑えめに演じました。みなさんのぶっ飛んだ芝居が観られると思いますので、映画の完成を楽しみにしています。皆さんも期待してください」とコメントした。

 蘭丸と長可はともに信長から寵愛を受けており、信長は長可が蘭丸に恨みを持つきっかけとなった重要人物。兄弟の因縁はやがて李仁らを巻き込み思わぬ展開へ? バンパイアとしての宿命を背負った蘭丸の切ない恋も明らかとなる。

 さらに、舞台となる銭湯「こいの湯」を切り盛りする立野家にも個性豊かなキャストたちが集結。板垣李光人演じる李仁の祖父で、ひょうひょうとしていて、ボケているのか正気なのかつかみどころのない立野長次郎役には笹野高史。豪快で大雑把な性格で、時々思春期の息子に対しデリカシーのないことを発言してしまう父・立野晴彦役は音尾琢真。いつでも明るくみんなをまとめる大らかな母・立野珠緒役には映美くらら。住み込みで働く蘭丸と共に、一人息子の李仁の成長と初恋を、時にはちゃかしながら愛情深く見守る立野ファミリーを、実力派俳優たちが個性たっぷりに演じる。

 笹野は「浜崎監督は大好きな監督でございますので、映画館で皆様と一緒に『わっはっは~』と笑えるのを楽しみにしております」、音尾は「共演者の皆さんと裸の付き合いができた感覚があり楽しかったです。浜崎監督がおもしろい演出をされる方で、振り切ったお芝居ができました。これから映画をご覧になる皆様は覚悟してください。楽しいだけですから大変なことは何一つありません!深いことを考えずに劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです」とコメント。

 映美は「板垣李光人君演じる天真爛漫ピュアボーイ・立野李仁の母、立野珠緒を演じます。自由で個性強めな立野家の男子3人+それを上回る存在感である居候の蘭ちゃんを、いつも笑って受け止めます。きっと細かいことは全く気にしない大らかな母です! 撮影の合間は、笹野さんや音尾さん、李光人君達とずっと楽しくお喋りをしていました。そんなほのぼのと平和な明るい空気感が立野家のシーンの中に滲み出ていたら嬉しいです」としている。

 映画『ババンババンバンバンパイア』は、2025年2月14日より全国公開。

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