吉沢亮がバンパイアに! 板垣李光人、原菜乃華も出演 実写映画『ババンババンバンバンパイア』来年2.14公開&特報解禁

映画『ババンババンバンバンパイア』ポスタービジュアル

(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

 実写映画『ババンババンバンバンパイア』が、2025年2月14日より全国公開されることが決定。主人公のバンパイア・森蘭丸役を吉沢亮、蘭丸が血を狙う立野李仁役を板垣李光人、李仁の初恋相手で、蘭丸の正体がバンパイアであることを確信し彼に恋心を抱くようになる葵役を原菜乃華が演じることが明らかとなった。併せて、特報映像とポスタービジュアルが解禁された。

 本作は、銭湯で働く450歳のバンパイアが、天真らんまんピュアボーイの童貞喪失阻止を狙って決死の作戦を展開するバンパイア・ラブコメディー。原作は奥嶋ひろまさの同名漫画(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載中)で、今春、実写映画化とテレビアニメ化が発表されていた。

 銭湯で住み込みバイトとして働く森蘭丸、その正体は450歳のバンパイア。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子である立野李仁(15)の成長と純潔をそばで見守る日々だったが、ある日、李仁がクラスメートの篠塚葵にひと目ぼれ。恋が成就してしまえば、それすなわち童貞喪失の危機。突如訪れた絶体絶命のピンチに「恋をさせてはなるものか!!」と蘭丸による決死の“童貞喪失阻止作戦”が幕を開ける―。

 主人公のバンパイア・森蘭丸役には吉沢亮。銭湯で働く美しきバンパイアでありながら、李仁の血を求め、おかしな方向に暴走してしまうというクセの強いキャラクターを演じる。吉沢の起用理由について本作のプロデューサー陣は「バンパイアとして人間離れした美しさの説得力を持ちつつ、一方で人間くさいキュートさがなければ成立しないキャラクター。繊細さと大胆さ、シリアスとコミカル、その両方をもつ吉沢亮さん以外考えられないとオファーさせていただきました」とコメント。

 吉沢は「個性豊かなキャラクターの皆さんが登場して、その中で巻き起こる、一見バカらしいけどそれに真剣に取り組んでる様が面白くもあり、感動する部分もあり、いろんな風に楽しんでいただける作品だと思いますので、是非多くの方にご覧いただけたらと思います」と言葉を寄せている。

 そんな蘭丸が血を狙う天真らんまんピュアボーイ・立野李仁役には板垣李光人。役名「李仁」は原作者の奥嶋が板垣をイメージし名付けており、まさに板垣にしか演じられないキャラクターだ。板垣も「最初お話をいただいて原作を読んだ時に、役名が同じ名前ということに驚いたのですが、後に僕をイメージして描いてくださったと知り運命を感じました」と話す。さらに板垣自身「ここまでふっきれたコメディは初めて」と語り、劇中で蘭丸が「100年に一度の逸材」と称賛するほどの最上級にピュアなキャラクターをコミカルかつ魅力たっぷりに演じる。

 そして李仁の初恋相手で、蘭丸の正体がバンパイアであることを確信し彼に恋心を抱くようになる葵役は原菜乃華。原は「この作品はバンパイア様の麗しさと、李仁くんのピュアな可愛らしさに、たくさん癒されてたくさん笑っていただけるような作品だと思います」とコメント。蘭丸と李仁の関係性に波紋を起こしていく葵を、すでにコメディエンヌとして高い評価を受ける原がどう演じていくかも見どころだ。

 監督を務めるのは、映画は吉沢も出演した『一度死んでみた』に続き2本目となる浜崎慎治。脚本は松田裕子。

 特報映像では、吉沢ふんする蘭丸が、月をバックに夜の闇を翔けるシーンや吸血シーンなど美しきバンパイアっぷりを見せるも、李仁の初恋を知った後半は一転、その初恋を阻止すべく大暴れ。葵に壁ドンしたり、我慢できずに睡眠中の李仁を吸血しようと画策する姿が。ラストには蘭丸がデッキブラシを持ち、巻き物を掲げながら「童貞喪失、絶対阻止!」と高らかに叫ぶという、シュールかつカオスなシーンが描かれる。

 ポスタービジュアルでは、銭湯を背景に「絶対阻止!」と仁王立ちする蘭丸と、初恋の人・葵を想像し頬づえをつくピュアさ満点の李仁、そして李仁の視線の先には葵が描かれている。

 映画『ババンババンバンバンパイア』は、2025年2月14日より全国公開。

 キャスト・スタッフのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■吉沢亮(森蘭丸役)

 浜崎監督とは一度ご一緒したこともあり、台本も面白かったので、是非出演させていただきたいと思いました。

 久々のコメディでとても楽しく撮影ができましたし、共演者の方々も個性豊かで魅力的な方ばかりで、華やかな現場でした。

 豪華俳優陣でくだらないことを全力でやっている、愉快な映画になると思いますので、たくさんの方に楽しんでいただきたいです。

■板垣李光人(立野李仁役)

 最初お話をいただいて原作を読んだ時に、役名が同じ名前ということに驚いたのですが、後に僕をイメージして描いてくださったと知り運命を感じました。

 撮影現場はすごく楽しかったですし、ここまでふっきれたコメディをやらせていただく事はなかなか無いので、監督の演出や、吉沢さんや共演者の皆さんの演技など勉強になることが多かったです。吉沢さんとは撮影前にご飯に行かせていただいたのですが、吉沢さんの蘭丸だからこそ素直に李仁という役を演じることが出来ました。

 個性豊かなキャラクターの皆さんが登場して、その中で巻き起こる、一見バカらしいけどそれに真剣に取り組んでる様が面白くもあり、感動する部分もあり、いろんな風に楽しんでいただける作品だと思いますので、是非多くの方にご覧いただけたらと思います。

■原菜乃華(篠塚葵役)

 原作を読んだ時、本当に面白くてすぐに読み終わってしまい、ずっと撮影が楽しみでした。実際撮影に入ると現場の皆さんもすごくあたたかく、毎日ずっと笑っていた記憶しかないです。吉沢さんと板垣さんとは、空き時間にゲームをして一緒に遊んだり、浜崎監督とはお芝居の話とは全く違う話で色々楽しく会話させていただき、愛のある現場だなと思い本当に楽しかったです。

 この作品はバンパイア様の麗しさと、李仁くんのピュアな可愛らしさに、たくさん癒されてたくさん笑っていただけるような作品だと思います。楽しみにしていてください!

■浜崎慎治(監督)

 このサイコーにおバカな漫画原作の実写化に、正直何が正解なのかを模索する日々が続きました。そんな中、原作の奥嶋先生から「映画は監督のものなので自由に楽しく作ってください」というお言葉を頂き、これは日本最高峰のバンパイアコメディ映画を作るチャンスなんだと確信しました。そして、このぶっとんだコメディを撮るために日本最高峰のキャストが集結! 主演の吉沢亮さんはじめ、出演していただいた全ての方に大感謝です!

 バンパイアでなくても死にそうな真夏の日差し、深夜の撮影も多い日々でしたが、スタッフやキャストと共に、バンパイアコメディとは何ぞやという問いに全力で取り組みました。とんでもないバンパイア映画が誕生しそうです。

 来年2月14日のバレンタインデーに、劇場で皆様にお会いできるのを心待ちしております。

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