齋藤飛鳥、『【推しの子】』アイ役オファーを一度は辞退!「やりたくなくて……」

ドラマ&映画『【推しの子】』ワールドプレミアに登壇した齋藤飛鳥

 クランクイン!

 女優の齋藤飛鳥が17日、都内で行われたドラマ&映画『【推しの子】』ワールドプレミアに出席し、一度オファーを断っていたことを明かした。イベントには、櫻井海音、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、吉田鋼太郎、倉科カナ、金子ノブアキ、要潤、スミス監督・松本花奈監督も登壇した。

 本作は、赤坂アカ・横槍メンゴによる同名漫画を実写化。原作漫画は、伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界にちゅうちょなく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーで人気が沸騰した作品を、実写ドラマ&映画として展開する。

 伝説的アイドルグループ初代「B小町」の不動のセンターで天性の輝きを放つ伝説のアイドル・アイを演じた齋藤は「マスコミの皆さん、ポップに書いてくださいね」と前置きすると「最初にオファーをいただいたときは『やりたくないです』とお断りしたんです」と明かす。その理由について大人気の作品の実写化と言うことでプレッシャーも感じていたようで「私がやる必要性がないんじゃないかなと思ったんです」と気持ちを吐露する。

 しかし製作陣から熱心なオファーを再度受け、齋藤は「『推しの子』を実写化するにあたって、何を描きたいのかをお話しいただき、それが狙いだったら私でも演じられるのかもしれない」と思いオファーを受けたという。

 そんな齋藤が演じるのは伝説的なアイドル。齋藤自身、乃木坂46のメンバーとしてトップアイドルを務めていたが「私は12年ぐらいアイドルをやらせていただいていたのですが、卒業してからのこの役だったので、相当な覚悟が必要でした。でも自分のファンが、もう二度と見られないと思っていたアイドルの姿をまた見ることができると思って楽しんでいただければ」とメッセージを送っていた。

 さまざまな思いを抱いての撮影だったが、“苺プロダクション”初代社長・斉藤壱護役の吉田は「内に秘めた情熱を感じる人。冷静で落ち着いていて、何事にも動じないのですが、だんだんと母親になっていき顔つきや声のトーンが微妙に変わっていく。これはものすごい女優になっていくのかもしれないという片鱗がうかがえました」と齋藤の女優としての資質の高さに触れていた。

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