菅田将暉主演『サンセット・サンライズ』、GRe4N BOYZ書き下ろしのインスパイアソング入り予告解禁
(C)楡周平/講談社 (C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
菅田将暉主演、宮藤官九郎脚本、岸善幸監督による楡周平原作の映画『サンセット・サンライズ』より、GRe4N BOYZの書き下ろしインスパイアソング「シオン」を使用した予告映像と第2弾ビジュアルが解禁された。
宮藤官九郎(脚本)と『正欲』の岸善幸(監督)、ともに東北出身の2人の異色のコラボレーションから生まれた本作。都会から移住したサラリーマンと宮城県・南三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら豊かなエンターテインメントに転化させたヒューマン・コメディーだ。
このたび、本作のインスパイアソングを、今年GReeeeNから改名したGRe4N BOYZが担当することが明らかになり、楽曲を使用した予告映像が初解禁された。東北地方・福島県で結成されたGRe4N BOYZが、7年ぶりに映画で菅田とタッグを組む。
2017年公開の『キセキ -あの日のソビトー』に松坂桃李とともにダブル演した菅田。劇中に登場する「グリーンボーイズ」のHIDE役として「道」や「キセキ」などGReeeeNの名曲を披露した。それから7年を経て、菅田演じる「自分の“好き”をあきらめない」主人公・晋作の生き方と、大切な人への思いをストレートに歌いあげるGRe4N BOYZのサウンドがどんな化学反応を見せてくれるのか。
完成した映画に音楽をつけるという初めての楽曲制作を行ったGRe4N BOYZは、「映画を観てから音楽を作るという、未だやったことの無い方法での作品作りで、映画を観たあとでどんな感情が自分の中に残るだろうと心を眺めていました。沢山の側面がある映画なので、色んな気持ちに届くよう、曲を作っていきました。ふと前を向くその瞬間に、幸せでありますように」と楽曲に込めた思いを語った。
GRe4N BOYZの「シオン」を使用した予告映像は、息苦しい東京を脱出し“お試し移住”を満喫する晋作(菅田)のとびっきりの笑顔からスタート。南三陸の美しい海、4LDKで家賃6万円の神物件、豪華すぎる海の幸と、釣り好きの晋作はそれだけでも有頂天だが、さらにその家の大家さん百香(ももか/井上真央)に運命の出会いまでも感じてしまう。だが、その百香には悲しい過去があった。
百香を見守る父(中村雅俊)や地元の人たちと交流を深めていく晋作だが、“モモちゃんの幸せを祈る会”を名乗る超クセ強のメンバー(三宅健、竹原ピストル、山本浩司、好井まさお)からは百香に急接近する危険なよそ者として完全に敵視される。百香の涙と、晋作の切ない想いが交錯するなか、GRe4N BOYZの歌詞が染みわたる。宮藤官九郎ならではの絶妙なバランスで笑いも涙も盛りだくさんの予告映像は、突然、隣家の住人に「け!」と呼びかけられて「け?」と困惑する晋作で締めくくられる。謎の言葉「け!」とは? ぜひ本編で確認してほしい。
あわせて公開された第2弾ビジュアルは、この映画を象徴する、最高の笑顔の晋作の姿が目をひく。中段には少し寂しげな横顔のなかにも凛とした強さを見せる百香と、静かに見守る晋作の姿。2人はこれからどんな物語を紡いでいくのか。そして笑顔で並ぶのは百香の父・章男や、晋作の勤める会社の大津社長、“祈る会”の面々、百香の同僚の仁美ら、ちょっとクセのある人たち。そんな彼らとの出会いがもたらす新しい生き方とは? 期待がふくらむビジュアルが完成した。
また、ムビチケ前売券は11月22日より発売される。
映画『サンセット・サンライズ』は、2025年1月17日より全国公開。
菅田将暉、GRe4N BOYZのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■菅田将暉
楽曲「シオン」の言葉やメロディに
生きていく中での人との触れ合いが
なんて贅沢なものなのだろうと再認識させられる
GRe4N BOYZさんによってなんてことのない生活が、
この映画がかけがえのないものに彩られていく
■GRe4N BOYZコメント
この映画に音楽で参加できることをとても光栄に思います。映画を観てから音楽を作るという、未だやったことの無い方法での作品作りで、映画を観たあとでどんな感情が自分の中に残るだろうと心を眺めていました。沢山の側面がある映画なので、色んな気持ちに届くよう、曲を作っていきました。
ふと前を向くその瞬間に、幸せでありますように。この曲が映画を通じて、ナニカになってくれれば幸いでございます!
11/14 04:00
クランクイン!