有働由美子アナが黒柳徹子を深掘りインタビュー 10日放送テレビ朝日系「有働Times」

10日放送の「有働Times」で共演を果たした有働由美子アナ(左)と黒柳徹子

 フリーアナウンサー・有働由美子(55)が、10日に放送されるテレビ朝日系「有働Times」(日曜・後8時56分)の90分拡大スペシャルで女優・黒柳徹子(91)の半生に迫る。

 共演が実現したのは、自身がMCを務める同番組の新企画「レジェンド&スター」。それぞれの世界で功績を残したレジェンドや第一線で活躍中のスターに有働が深掘りインタビューを行うプロジェクトで、人生で得た知見や教訓、理念、将来の目標に加え、これからの世代に伝えたいメッセージを聞いていく。

 黒柳は1953年、NHK専属テレビ女優第1号としてテレビ放送開始と同時にデビューを果たし、2021年には公式YouTubeチャンネルを開設。今なお精力的に活動を続けている。70年以上に及ぶ芸能生活について「私の人生、だいたい幸せだったと思います。『どうしてこんなことになったんだろう』とは思い煩わないので…」と回想したが、デビュー直後はNHKで「個性が邪魔」と言われ落ち込んだ時期もあったという。黒柳は、自分自身を見失いかけていた際に救ってくれたキーパーソンの存在を語る。

 また、黒柳のキャリアにおいて欠かせないのが「徹子の部屋」。76年にスタートし、放送回数1万2000回を超える長寿番組だ。芸能人や文化人、政治家まで幅広いゲストからトークを引き出してきた黒柳に有働がどうしても聞きたかったのが「インタビューの極意」。番組では、大物ゲストに対して忖度(そんたく)なく切り込んだ「徹子の部屋」の名場面を振り返っていく。

 懐かしの映像を見た黒柳は「あんなこと伺っていたなんて…」と驚きの笑み。一方、そうした切り込み質問の根底には、出演者への思いやりが秘められていることを明かす。1万人以上のゲストを迎えても人間に対する興味は失われないという黒柳は、テレビというメディア全体に抱いている思いも熱弁する。

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