大山のぶ代さん、ドラえもん以外にも多くの役「サザエさんの初代磯野カツオ」「ザンボット３の神勝平の演技」とネットで反応

　国民的アニメ「ドラえもん」のテレビ朝日版で、ドラえもんの声を２６年間務めた声優の大山のぶ代さんが老衰のため、都内の病院で死去したことを報じた。９０歳だった。

　大山さんは１９５６年に女優デビューし、翌年から声優としても活動を始めた。１９７９年、テレビ朝日系のアニメ「ドラえもん」がスタートし、個性的な地声で主人公・ドラえもんを演じると、たちまち人気を博し、２００５年３月まで声優を務めた。

　ネット上ではドラえもん以外にも様々なキャラクターを演じたキャリアが話題に。Ｘ（旧ツイッター）では「ドラえもん」がトレンドトップになっただけでなく、「サザエさん」「アニメ黎明期」などのワードが並んだ。「ついにこの方までも。日本の声優界を引っ張って来られた名声優がまた１人この世を去られた。ドラちゃん、サザエさんの初代磯野カツオ、モノクマ。思い出深いアニメに必ずいるお方」「大山のぶ代さん　圧倒的に１９７９年放送ドラえもんが有名すぎるけど、個人的にはザンボット３の神勝平の演技が凄（すご）く印象的でした」など代表作・ドラえもん以外の出演作に触れ、大きな功績を振り返るコメントが並んだ。