生島ヒロシ、服部幸應さん死去に沈痛&近況明かす「3月に足をけがしたと…」40年来の付き合いで“意志強く義理堅い人”

亡くなった服部幸應さん(左)と生島ヒロシ

 服部栄養専門学校校長で料理研究家の服部幸應(はっとり・ゆきお、本名・染谷幸彦=そめや・ゆきひこ)さんが死去したことが5日、分かった。78歳。服部さんが業務提携していた「生島企画室」会長で、フリーアナウンサーの生島ヒロシが5日、スポーツ報知の取材に、沈痛な胸の内を語った。

 TBS時代から約40年にわたり服部さんと親交が深く、その縁で10年ほど前から同社と業務提携していた。生島は訃報を受けて「突然で驚きました…。(故人との)対面はまだかなっていません。関係者の皆さんもパニックじゃないか」と肩を落とした。

 最近ではコロナ禍もあり直接会う機会はなかったが、「今年3月に服部さんが足にけがを負い、杖をつくようになったと聞いていた」と健康面に心配もあった様子。先月、服部さんに会った知人からは「周囲は手術を勧めたが本人は『望まない』と。どんどん痩せて世間のイメージするふっくらした服部先生ではない。歩く速度もゆっくりで、声も通りにくいようだ」と近況を聞かされていたという。

 TBS系「そこが知りたい」の「各駅停車路線バスの旅」などでの共演を懐かしみ、「服部さんがお父様から学校を継いだ時のことを『正直、金銭面でも経営は大変だった』と本音をお話くださることもあった」と回想。「数々の修羅場を乗り越えて学校を再興させた強い意志と、僕のことも(服部学園の)学園祭にも呼んでくれて義理堅い方でした」と人柄をしのんだ。

 11月には、フランスから食に関する最高峰を賞を受賞する予定もあったといい「最後まで食育の発展に努められていた。本当に残念です。心よりご冥福をお祈りします」と追悼した。

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